8年前にはフルサイズへの移行を検討していたようです。
・8年前、パナソニックはフルサイズミラーレスへ進むという考えを持ったが、当時は技術的、商業的課題があった。
・2年前、パナソニックはフルフレームミラーレスシステムの同盟企業を探し始めた。2018年の初め頃、ライカとシグマに打診した。
・なぜオリンパスが一緒ではないのか?本当に同じビジョンを持っていなかった。我々のフルサイズミラーレスに関する方向性が異なっていた。
・新しい人工知能オートフォーカスは、どこにピントを合わせるのかという問題について取り組んでいる。例えば、飛ぶ鳥や人間の目を追い続けることにディープラーニングを利用している。
・パナソニックはスマホに関するプロジェクトを中止し、CM1についての後継機種はない。
・パナソニックはスマホ市場がマイクロフォーサーズの脅威できないと考えている
パナソニックがフルサイズミラーレスに参入した経緯についての発言がありました。記事によれば、パナソニックは8年前にフルサイズミラーレスへの参入を検討したようですが、商業的、技術的に問題があり、それはできなかったようです。
そして本格的に考えたのは2年前で、その頃から協業できる相手を探していたようですね。そして、今年の初めにライカとシグマに協業を打診したようです。
そう考えると、ライカとシグマに打診して9ヶ月で発表していることになりますので、かなり慌ただしいというか急な発表だったということがわかりますね。そのため今回の発表もニコンやキヤノンに対抗するために、とりあえず開発発表だけしておき、いまから半年後の発売というような状況になっていると考えられそうです。
この記事で面白いのは、少なくともパナソニックはオリンパスとの話はしていたようです。ですが、フルサイズミラーレスに関する考え方などが異なることから協業は諦めたということのようです。なので2年前に協業相手を探したときには、まずオリンパスに声をかけていたと考えられそうです。それがうまくいかなかったので、今年の初めにライカ、シグマにも声を掛けたというのが時系列的には正しそうに見えますね。
オリンパスはどのようなビジョンをもっていたのでしょうか?そして今後、単独でフルサイズミラーレスに参入する可能性があるのでしょうか?きになるところです。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
コメント
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[…] こちらの記事にもありますが、パナソニックは8年前からフルサイズミラーレスを検討したこともあるようで、実際にライカに話を持ちかけたのは2年前ということのようですね。 […]