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キヤノンはなぜ新しい写真クラウドimage.canonを立ち上げるのか??

2020 2/24
カメラ業界・市場動向
キヤノン
2020年2月24日
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カメラからクラウドへ、シームレスに簡単送信

image.canonはインターネットの写真体験をより便利に楽しんでいただくためのクラウドサービスです。キヤノンのWi-Fi対応カメラをお持ちの方は、image.canonにカメラを接続してください。カメラで撮影された全ての画像は、容量やフォーマットを気にすることなく、ワイヤレスで簡単にクラウドへアップロードでき、モバイルアプリやブラウザでいつでもどこからでもアクセス可能です。

(記事元)https://image.canon/st/ja/index.html

キヤノンが新たな写真用のクラウドを開始

先日、新しいフルサイズミラーレスであるEOS R5の開発発表をしたキヤノンですが、そのときに画像自動転送などを行うことができるクラウドプラットフォームであるimage.canonを開始することも併せて発表しました。キヤノンはこれまでも写真をサーバに保存できるようなシステムを持っていたようですが、それが新しくimage.canonとして生まれ変わるようです。

まず、仕組みとしては、image.canonに接続できるカメラを所有している人は、WiFiを通じて撮影した画像をimage.canonに自動送信できるということが根幹になっているようです。なので文章から判断すると、カメラ側にimage.canonに接続できる機能がある必要があること、そしてWiFIを通じてとありますのでスマホとテザリングするか、自宅にWiFi環境がある必要がありそうです。つまり、image.canonはGoogleフォトやインスタグラムのように画像を保管したり公開してくれるサイトの一つと考えるとわかりやすいかもしれません。

さらに、image.canonから各種のクラウドサービスに画像を自動転送される仕組みも提供されるようです。例えば、image.canonに自動転送された画像をGoogleドライブ、Googleフォト、Flickr、Adobe Creative Cloudなどに自動転送してくれるということで、他のクラウドへの画像の転送も簡単にできるというのがメリットになっているようです。さらにPCにソフトをインストールすることで、image.canonにアップロードされた画像データをPCに自動保存することも可能としています。

そして、保管に関しては条件があって、その条件が結構複雑で難しいのですが、こんな感じになるようです。

・30日まではすべての画像を容量関係なく保存
・30日後は長いほうの辺を最大2048ピクセルに縮小して保存(容量無制限)
・10GBまでは指定した画像の長期保管可能

内容的にはGoogleフォトと似たような印象ですね。ただ、30日間は容量関係なくクラウド上に保存できるというのが異なる点かもしれません。たくさん撮影して、画像を確認したり調整したり、不必要なものは削除するといったことが30日間は可能ということなのでしょう。

特徴としてはなんといっても、対応カメラであれば撮影したとたんに、WiFIを通じてimage.canon上にアップロードされるというところが簡単でわかりやすいというところなのかもしれませんね。恐らくカメラの背面液晶を通じて画像を転送したり、どこのサイトに自動転送するかなど指定することなども可能になるのでしょう。

狙いはエコシステムの構築か?

このようなサイトがあるとカメラ利用者にとっては、撮影したとたんに画像をクラウドに保存できるので便利ですよね。プロフェッショナルな人にとっても、例えば撮影した画像をすぐに他の人に送りたい場合や、すぐにPC上で加工したいような場合には、撮影すると同時にPCに画像が送信されるので便利です。例えば、プロのスポーツカメラマンが撮影した画像をWebなどで公開するためにリアルタイムで画像を送信したいとか、ウェディングカメラマンが、結婚式の終了後に配る電子アルバムを作るのに、すぐにクリエイターに画像を送信したいという場合にも利用できそうです。

一般の人にとっても人に画像をあげたり、他のSNSで公開したいような場合でもカメラから直接、クラウド上にアップロードされるというのは便利に利用できそうです。しかも縮小されるとはいえ、長辺が2000ピクセルのサイズで無制限に画像が保存できるので、自分のアルバム代わりにも利用できそうですよね。わざわざPCやハードディスクに保存しておく手間がなくて済むので便利です。

ですが、ここの一つのポイントはキヤノン製のカメラでしか利用できないというところです。もちろん、image.canonがあって便利そうだからキヤノン製品を購入しようと思わせることができるということもメリットの一つだと思いますが、個人的にはimage.canonを今まで使っていたので他社への移行するのをためらってしまうというところを狙っているのだと思いますね。

筆者はAppleのスマホやiTunesなどを利用しています。そのなかでもiTunesMatchや、モバイルSuicaを利用しているのですが、もしAppleからXperiaなどAndroid製品に移行することを考えると、iTunesMatchが利用できなくなるので保存している音楽をすべて移行しなければならず面倒だったり、AndroidへモバイルSuicaを移行させることを考えると、とても面倒なので、このままApple製品でいいかな・・・と思って使用しています。

同じことをキヤノンはimage.canonで行おうとしているのかな?と思いますね。今後、クラウドの性能が高まって、画像を回転させたり、色味が調整できたり、AI技術により様々な加工修正ができるようなシステムを組み込んでくるのではないのかな?と思っています。googleフォトでは一部同じようなことか実現できています。

そうすると、カメラからサーバへの自動送信を含め、サーバ上での画像加工なども行えるようになり、そこからSNSへの投稿可能になり、撮影から公開まで一連の流れをシームレスに行える可能性がでてきます。さらにクラウド上で加工などが行えるということであれば、スマホ一つで簡単にそれらが可能になるので、わざわざPC上で行わなくても済みますし、様々なメリットがでてくると思いますね。

こうすることで、いちどキヤノン製品を購入し、image.canonを利用したユーザは他の環境に移行することが面倒になって(利便性を享受していた環境を捨てることができなくなって)、そのままキヤノン製品を使い続けるというようなところを狙っていると思います。このあたりは先を見据えているのでさすがキヤノンというように思いますね。

というわけで、image.canonについて考えてみましたが、どのように発展していくのか今後が楽しみですね。

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