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なぜVlog用カメラが売れるのか
なぜVlog用のカメラが売れるのか、その答えが見つかりそうな記事が公開されています。どのような記事なのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
(前略)
動画にした理由は「表情の変化や音といった情報量が多くなる。写真より見ている人の感情を動かせる」から。Vlogは海外で先行して人気となり、ここ数年で日本でも広がった。
(中略)
大川さんによると、Vlogはあくまで自分のために撮影するものだという。いわば、人生の記録だ。不特定多数を楽しませる目的は不要で、これが動画投稿で広告収入を得る「ユーチューバー」との違いだと説明する。
(中略)
キヤノンは6月、Vlog用カメラとしてスマホサイズの新商品「PowerShot(パワーショット)V10」を発売した。
(中略)
さらに、効果的に売り込むため、Vlog利用者のニーズを分析した。販売子会社のキヤノンマーケティングジャパン(MJ)は発売前、約3500人を対象にアンケートを実施した。
すると、スマホで撮影する人の約7割が「ピントがすぐに合わない」「画質が良くない」などの不満を抱えていることが分かった。V10ならレンズ性能や画像処理に強みがある。ヒットへの手応えを得た。
(後略)
写真撮影のように気軽に動画を撮影
47 NEWSがVlog事情についての記事を掲載しています。全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事では最近のVlog事情について説明されています。記事を読むとどうやら、若い人は、いま動画を撮影して保存することが一般的になっているとしています。
いま各種ランキングをみてもVlogが得意なカメラが売れています。
![](https://mirrorless-camera.info/wp-content/uploads/camera_rank.jpg)
なんでそれだけ売れるのか、全員が全員、Youtubeで動画を配信したり、TikTokで動画を投稿しているのかと疑問に思っていたのですが、最近の撮影事情はちょっと異なってきているようです。
以前は、写真を撮影して保存したり、ちょっと前だとプリクラを撮影してシールを交換したりシェアしたりなどが一般的でしたが、いまは動画が当たり前になってきているという側面があるようですね。
しかも記事では必ずしも他人に見せるためではなく、自分のために撮影することを目的としている人も一定数いるようです。
このことからわかるのは、かつては誰もがスマホなどで記録目的や日記に近い目的で写真を撮影していたものが、動画に移行しつつあるのではないのかということではないかと思います。ランチで食べ物の写真を撮影もしますが、動画でも撮影したり、遊園地にいったら乗り物に乗っている写真を撮影するだけでなく動画で撮影したりしているのだと思いますね。
バーベキューにいったり、カラオケにいったり、とにかく撮影は静止画ではなく動画に変わってきているのだろうと思います。
それができるようになったのは、モバイル関係のネット環境が充実してきたこと、スマホの内蔵メモリやメモリカードが大容量化したり、低価格化したのも大きいのではないのかなと思います。動画は静止画より容量が大きくなるので、よりネット環境が優れた環境だったり、メモリカードが低価格化、大容量化しないとそれを保存しておくことができなくなります。
様々なハードルが下がって、静止画よりもより多くの情報を伝えられる可能性がある動画が選択されている側面がありそうです。
そのような中で、キヤノンが実施したアンケート内容からわかるように、スマホでは動画撮影時の画質が悪かったり、ピントが合いにくいなどという不満があるため、ソニーのZV-E10やニコンのNikon Z 30が選択されているのではないのかな?と思います。
撮影するときに静止画を選択するのではなく、自動的に動画を選択しているのだとしたら、いまのVlog向けカメラの人気が高い理由も理解できるなと思いました。
そんなZV-E10やZ 30がランキングを席巻している様子を「23年8月ミラーレス販売TOP10 ZV-E10圧勝 Z 30が初の月間5位に」で詳しくお伝え。
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