カメラメーカはカメラの今後をどう考えているか
カメラメーカが現在のカメラ市場、そして今後のカメラ技術についてどう考えているかという記事が公開されています。どのような内容になっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
- カメラ市場の縮小
- カメラメーカによれば市場は底を打った可能性がある
- 市場は自然な均衡点に達した可能性がある
- スマホがあっても一部の人は専用のカメラを購入する
- 動画が市場を牽引
- すべてのカメラメーカが同意するのはビデオが成長分野ということ
- 動画コンテンツはいまはどこにもあり市場を牽引する最大の希望
- どのメーカも動画と静止画のハイブリッドユーザの獲得に力を入れている
- 伝統的に動画を対象にしないニコンがZ 9のビデオ機能に注力するのはそのため
- クリエイターへの期待
- メーカが注目している購買層はクリエイターだ
- クリエイターとはシェアする動画を作成する人
- メーカはこの人々を将来の重要な市場と考えている
- 従来のカメラ市場と異なると思うかもしれないが、その通りだ
- 多くの人はRAWが何かすら知らない
- 静止画専用のカメラはなくなる
- 静止画のみのカメラをほしいという人もいる
- メーカが動画に注力しているのは明らか
- 今、動画なしカメラを作れば逆に高価になるかもしれない
- ユニークな製品
- 各メーカは完全なシステムを構築することでアピールしてきた
- システムが成熟したので、システム特有の製品、特にレンズに注力したいと言う
- ユニークな製品は市場を成長させる可能性がある
- その一例がシグマの14mm f/1.4だ
- スマホは競争相手ではない
- いくつかのメーカはスマホがカメラ市場を牽引する可能性もあるとみている
- スマホで撮影する人には、よりよいカメラを自然と求める人がいるものだ
- メーカはスマホを競合製品ではなく、カメラの補完的な技術と見なしている
- 例えばニコンのSnapBridgeは確実に動作し、シームレスに統合されている
- AI
- AIは採用されたばかりで、今後はもっと洗練されたものになるだろう
- ファインダーの内容を分析し、スポーツイベントだとカメラが理解するかもしれない
- 状況に応じてシャッター速度や連写速度を自動で設定するかもしれない
- AIはユーザの撮影スタイルを学習し適用するかもしれない
カメラ市場は底を打った可能性
上記は要約してまとめたものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、各メーカが現在のカメラ市場、そして将来のカメラ市場をどう考えているかというのをまとめたものになります。記事をみるとカメラ市場は底を打って、これ以上、市場の縮小はないということになると考えているメーカが多いようですね。
このうち市場を下支えしているのは動画コンテンツクリエイターであることが示唆されています。Youtubeなどをみても、以前はGoProなどで撮影している人も多かったです。しかし最近は差別化のためか、よりよい機材、特にミラーレスカメラを利用して撮影している人が多くなっているなと感じますね。
センサーサイズが大きいのでノイズも少なく、より鮮明で、浅い被写界深度があることで、独特の雰囲気のある動画となっています。動画を公開する人が増えれば、結果的にミラーレスカメラを購入する人も負売るという良い循環となっているようですね。
また、各メーカともAIに力を入れていることがわかります。よりAIが進化することで、いま撮影者がどのようなシーンを撮影しようとしているかを認識し、それによって撮影の設定まで自動で行える可能性もでてきているようですね。この分野はまだ未知の分野なので、今後も他社がどんどんし画期的な新製品を投入してくる可能性が高いのではないのかなと思います。
いま画質的にはほとんど多くの人が満足できるレベルになっているので、今度は撮影を補助する技術の向上のほうがカメラの販売にとって重要になってくるのかもしれませんね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
カメラで伸びしろがあるのは動画なのでしょうが、動画をネットにアップするユーチューバーのような、セミプロと言って良い人材はごくわずかではないでしょうか。
自分は動画を撮りませんが、動画機能はあって良いと思います。しかし、多くの方が撮るのは、子どもの運動会であったり、Tik tokのような短い動画です。
メーカーが想定するセミプロとはニーズが乖離しています。