OMデジタルへのインタビュー
OMデジタルへのインタビュー記事が掲載されています。興味深かったので紹介したいと思います。
それではインタビュー記事の内容をみてみましょう。
- 一部製品(特にOM-1)が7月に供給不足になったが?
- 一時期、部品供給に問題があったが現在は解消した
- OM-5とE-M5 Mark IIIの目立たない違いはあるか?
- OM-5は写真を趣味とする冒険家に、より楽しい撮影体験を提供することが目的
- その付加価値のためにTruePic IXが含まれる
- 明らかな違いを除けばシステムは同じで強力なプロセッサを搭載?
- 新しいプロセッサの搭載がメインだ
- OM-5はE-M5 Mark IIIと同じセンサーか?
- E-M1 Mark IIIの画像処理要素を適用して追加した
- 多くの人が後継機種を求めている製品はE-M1 Mark IIIだ。E-M1 Mark IIIとOM-5はユーザに混乱を与えているように見える。
- OM-1とOM-5は製品コンセプトが異なる
- OM-1は機材、携帯性に妥協しない人々を満足させることが目的
- OM-5は自然を楽しみ、出会いを求め、美しく記録したい人向け
- そのためOM-5はE-M1 Mark IIIの機能を引き継いでいる
- 実はOM-1はE-M1 Mark IIIの後継機だ
- AI機能が搭載を待ちE-M1 Mark IIIの購入を控えている人が多いようだが?
- 後継モデルは常に優れており、買いたいときが買い時だ
- どの撮影で、どの機能や性能が重要か、コスパが重要か
- どのカメラを選択しても、多く撮影してもらえるカメラを選択してほしい。
- 高画素機を提供しないとユーザが逃げてしまわないか?
- 解像度を上げることはやめていない
- 撮影できる対象を広げ、失敗を減らし、その上で画素を上げることを検討している
- PENシリーズは製造されているのか、段階的に廃止するのか?
- E-P5の製造は終了したが、E-PL10とE-P7は販売している
- PENのデザインに需要があると考えている
- エントリーモデル需要は落ち込んでおり、製品ラインナップ全体で考えていく
- OM-DシリーズのエントリーとなるE-M10 Mark IVも最後のモデルになるのか?
- スマホからアップグレードする製品とは何か?エントリーの定義が昔とは異なる
- E-M1 Xの後継機種はあるか?
- 縦位置でもカメラの操作性が変わらない製品の需要は承知している
- その可能性について研究を続けている
- 縦グリップ内蔵カメラの需要は日本では限られている
気になるPENシリーズの今後
上記は要約して引用したものになります。記事では、レンズに関する内容など詳細な記述がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
全体的に気になったのは、E-M1 Mark IIIの後継に関する話題と、PENシリーズの今後あたりの話題でしょうか?個人的には最初からOM-1がE-M1の後継機種だと思っていたので、ちょっと驚きました。そう思っていない人もいたのですね。たぶん価格がかなり高くなってしまったからでしょうか?
さらにもっと気になるのがPENシリーズの今後ですね。OMデジタルによれば、エントリークラスの需要というのはかなり減ってきているようです。いまはスマホである程度の撮影ができてしまうので、廉価なエントリーモデル市場でさえもスマホに奪われている可能性が高いようですね。
そのため昔とは異なり、どこがエントリークラスになるのかといったところが変化してきているようです。何をエントリーとするかはOMデジタルが販売するすべてのカメラのシリーズを含めて検討する必要があるとしているため、PENシリーズがエントリークラスとして発売されない可能性まででてきているようですね。
このあたりは結構難しいところだなと思いますね。ニコンもすでにコンデジから撤退し、エントリーの一眼レフからも撤退しています。ミラーレスカメラのエントリーもNikon Z 30で価格はかなり高めのカメラです。一方でキヤノンもEOS Kiss M2がディスコンになり、今後はEOS R50がエントリークラスになると思いますが、価格はかなり値上げされてしまっています。
今後は廉価なカメラというのは望めなくて、最低でもダブルズームキットで10万以上というのは当たり前になりそうですね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
個人的には、E-M10はとにかく価格が下がってしまっているのが気になりますし、HPを見ても普通の機種ぐらいにしか言っていないようなのが弱そうです。その点ではP7はまだデザイン性もありますし、価格的にも留まっているように思えます。他のインタビューではアウトドアを言っていたと思うので、P7の派生でも良いので、タフな機種追加でどうか?とも思うのですが。
何年間前にE-M1Xが急に値下げされ驚いたのですが、やはり「縦グリップ内蔵カメラの需要は日本では限られている」のですね。
日本人の体格や電車移動が多い現状から、大きなグリップ一体型は敬遠される傾向にあります。
だからこそ、EOS R5、α1、α9、ニコンZ 8のような機種が企画されるのでしょう。
車移動で、三脚一脚使用であればグリップ一体型はとても使いやすいのですが。