シグマインタビュー
シグマ社長へのインタビュー記事が掲載されています。興味深い内容でしたので紹介したいと思います。
それではインタビュー記事をみてみましょう。
- 写真市場について?
- インフレで旅行や食事への消費が増え2023年は厳しいかもしれない
- Lマウントアライアンス結成から5年経過したが?
- カメラにとって5年は短く、今後はメリットを実感できると思う
- Leitz CineやDJIもLマウント製品を製造し魅力的な選択肢になっている
- Lマウントアライアンスはチャンスをもたらしたか?
- 当初は独自のフルサイズマウントを計画していた
- ライカとパナソニックとの協力は顧客に大きなメリット
- 正しい決断をした
- Lマウントレンズのラインナップに隙間はあるか?
- レンズへの要望は無限だ
- 今の市場にないユニークで革新的なレンズを発売する可能性がある
- シグマにとってAPS-Cの重要性は?
- APS-Cは口径食なしで周辺婦まで良好なレンズを作成できる
- 適切なサイズと重量で優れた性能のレンズを作成できる
- 画質、システムのサイズ、重量のバランスでAPS-Cは優れた選択肢だ
- 一眼レフ市場はいつまで続くと思うか?
- 新しい一眼レフが導入されない場合、3~5年で置き換えられるかもしれない
- 一眼レフ用のレンズについては需要がある限り作り続ける
- 手頃な価格で高品質のレンズを作る方法は?
- 無駄のない組織構造で会社を非常に小さく保つようにしている
- 業務を最小限にし、技術、製品開発、製造に主に投資している
- 日本に非常に効率的な工場がある
- 複雑な部品を自社で製造しコストを削減している
- カメラの設計に独自のアプローチを取っているが?
- 既存のカメラに満足せずユニークな製品を求める顧客をサポートしている
- カメラにニッチや独自の需要があるか常に評価している
- Foveonセンサーのプロジェクトについて
- 取り組んでいるがフルサイズのプロトタイプはまだない
- センサーウェーハ製造プロセスの開発も行っている
- まだ課題があるが解決できると思っている
独自のフルサイズマウントを検討していた
シグマによれば、当初は独自のフルサイズセンサー用のマウントを検討していたそうです。個人的にそのことについては知らなかったのでちょっと驚きました。しかし、その後にパナソニックやライカなどから連絡があり、Lマウントアライアンスに参加することになったようです。
またAPS-Cセンサーのレンズに対しても語られていて、APS-Cにはフルサイズにはないメリットがあるということを説明していますね。いま、各社はフルサイズに注力していますので、シグマからAPS-C用のレンズが発売されることが期待できそうです。
たぶん、特に、ニコンあたりはAPS-Cとフルサイズの両方で使えるような焦点距離で、安い廉価なレンズを投入することはあっても、なかなか換算で35mmとか50mmなど超定番なレンズをのぞき、その他の定番レンズを発売することは難しいのではないかなと思います。そのような隙間を埋めることができ、さらに需要があればシグマやタムロンが新レンズを発売してくれる可能性があるのかなと思いますね。
そして、Foveonセンサーについては以前にも当サイトで記事にしていますが、1画素単位の仕組みから検討していて、まだフルサイズセンサーレベルまでには至っていないようです。APS-Cセンサーでは実現できていましたので、フルサイズにすることで何かしらの問題が発生したのでしょうね。
まだ研究開発しているようですので、いずれは開発が成功するといいなと思います。
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