ニコンの半導体製造装置事業に暗雲
半導体製造装置の対中国輸出規制で、ニコンにも大きな影響が発生するかもしれないことを示唆する記事が公開されています。
どのような記事なのでしょうか?それでは記事をみてみましょう。
徳成CFOは、報道されている以上の内容は承知していないとした上で、「仮に日本政府から正式に発表があり、ガイドラインなどが明らかになれば、当然そのルールに従って行動していく」と語った。
ニコンによると、半導体向け、パネル向け合わせた露光装置事業の売り上げの4割を中国向けが占める。現時点で業績への影響はないという。
まず、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、ニコンは露光装置の売り上げの4割を中国向けが占めているとしています。そして、日本政府から正式に発表があり、輸出規制される内容があきらかになればそれに従うとしています。
先日もお伝えしましたが、各国の安全保障を目的に、中国への半導体製造装置の輸出を制限する動きが高まっています。
当然ながらニコンの製品も対象となっています。ニコンの露光装置の4割が中国向けということですが、どの製品までが規制対象になるのかは現時点では明らかになっていません。露光装置の4割というのも、半導体向けと、パネル向けを合わせて4割ということですので、4割すべてを失うということは考えられないと思います。
しかしそれで少なくない売上を中国から得ていることになり、今後の動向によっては大きく影響を受ける可能性があるので少し心配になりますね。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/3efc85f1fb4988cdf30ccad1a79219e2301165ef
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コメント
コメント一覧 (1件)
ニコンの第3四半期決算を見ると映像事業の利益を精機事業の落ち込みで
相殺されているような構図になっているのでより厳しいことになりますね。
現時点で業績への影響はないとの事ですが何れ出てくるでしょうね。