EOS Kissブランド終了
ついにKissブランドが終了してしまうという報道がありました。どのような報道なのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
R50は、同社の「EOS Kiss」シリーズのコンセプト「簡単・きれい・コンパクト」を継承しつつ、EOS Rシステムで高画質化を図ったモデル。ただし、Kissの名前は冠されておらず、同ブランドの現行モデル「EOS Kiss M2」の直接的な後継機ではないという。
(中略)
なお、Kissシリーズは今年で30周年という節目だが、先述の通りR50はエントリーモデルながら「Kiss」シリーズではない。キヤノンマーケティングジャパンによると、時代の変遷とともにカメラのニーズも多様化し、これまでのKissユーザーよりも広い層にミラーレス一眼の魅力を伝えるため、Kissブランドではなくグローバルで使用しているモデル名に統合したという。
記事によれば、EOS R50はEOS Kiss M2の直接的な後継機種ではないとしています。しかし、EOS R50はエントリーモデルなのにKissの名称がないということで、Kissシリーズはどうなるのか?ということが心配なわけですが、残念ながらRFマウントのミラーレスに対してKissブランドが使用される可能性はもうなくなったということになりました。全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
ただし、EF-MのKissや一眼レフのエントリー機はkissのブランドで販売を続けるので、すぐにKissという名称がなくなってしまうわけではなさそうです。でも、誰が考えてもEOS Kiss M2の後継機種はEF-Mマウントで発売される可能性は限りなく低いと思いますよね。
今回の記事でわかったこと3つ
今回の記事でわかったことは、まずはRFマウントのミラーレスでkissブランドは使われないこと。そして、EOS R50はKiss Mの直接的な後継機種ではないということです。ということは、このあとEOS Kiss M2相当の後継機種が発売される可能性がでてきたことを示しています。なので、EOS Kiss M2とEOS R50の購入を比較検討するのではなく、次に発売されると思われるEOS Kiss M2の後継機種との比較をしたほうがいいかもしれません。
そしてわかったこと最後の一つは、「kissブランドがすぐに消えるわけではないとしている」と表現されていることです。すぐに消えるわけではないということは裏返すと、いつかは消えると読めるのは私だけでしょうか?
今回の名称の統合ですが、個人的にはコストの関係も大きいのかなと思います。異なるブランド名で販売すると、それだけ別々のパッケージなどを用意する必要がありますし、そのために宣伝用の写真についても複数を使い分けなければなりません。しかし、名称が統一化されればそれらの手間がなくなりますので、製造コスト以外のところで発生するコストを減らすことができるのではないのかなと思いますね。日本でKissブランドは圧倒的なものがありますので、ここまでキヤノンがばっさりと切り捨てるとは思ってもみませんでしたが、コスト面からみてみると案外さばさばと割り切れるのかもしれません。
EOS R50に関しては、以前のニコンのD5x00シリーズとZ 50の関係に似ているのかなと思います。D5x00よりZ 50は高性能になりましたが価格も高くなってしまいました。R50はKiss M2よりも高機能なので同じような関係性になっているのかなと思います。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/cf8402010344dd7d66012580b195899a1134b585
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コメント
コメント一覧 (6件)
>日本でKissブランドは圧倒的なものがありますので、ここまでキヤノンがばっさりと切り捨てるとは思ってもみませんでしたが、
キヤノンが切り捨てたのはKissじゃなくて、日本のユーザーですよ。
私が一番最初に買った一眼レフはKISSX4でした。綺麗には撮れますが、高感度がてんで弱く、夜になるとノイズが乗りまくる…という印象でした。
無くなるのはしょうがないですが、残念ですね。
アメリカではREBELを先に終了させていたようですし、当然のような気もします(申し訳ないですが、Kissに特に思い入れない派なので)。キャノンは次はVlog機系でしょうが、どうなるのでしょうね。とはいっても個人的にはやはり次は、α6400後継機種に興味でしょうか。そして、R8とR7は初のフルサイズとAPS-C機で番号が入れ替わっているので(そうでしょう?)、その辺りのインタビュー?もお願いしたいところです。
「本製品は、EOS Kiss M2 の後継機ではございません。」と言うのが
何か引っかかりますね。
本当のローエンドは何れ出てくるかも知れませんね。
EOS kiss X50 から始まった一眼レフのシリーズは輸出向けにもう一つ
下位の機種がありましたから出ても不思議ではないような気がします。
ちなみに日本では発表も発売もされていません。
まぁそれが kiss シリーズとして出すかどうかは分かりませんが。
EOS R50 はあまり写真趣味をメインにしていない人にとって高性能すぎます。
切り捨てたのは日本のユーザー、まさにそうですね。(今までのKissの)日本市場を再構築しにかかった、とも思います。
抜群の知名度も最近は売上、というより利益に繋がっていなかった。本来Kissが持つ”エントリー”という役目を果たせず、”買い切り”になっていたのが大きいと予想します。
昨日のコメント後に改めて見ると、家族もですが”日常”をより強く感じて、Kiss廃止と合わせて”ママパパだけじゃなくみんな”、”カメラって楽しいよ、始めてみようよ!”を打ち出しているのかなと思いました。
私は家に置かれていたKiss Digital Nからカメラの世界にエントリーしたので、「EOS Kiss」の終焉に寂しさを感じますが、これも時代の流れ。30年間お疲れ様、ですね。
分不相応に見える高性能は、長く売る際の陳腐化を防ぐためかもしれませんね。値下げも見込んでの値付けか……米国ではM50IIと100ドルしか違いませんし。
更なる下位機種は……M200、もといR200をVlog機として出すのが有力に感じます。
しかし海外では [Kiss M] が [M50] なわけで、R50はM50 (Kiss M) のRFマウント版だと認識されますよね。
それでも「EOS Kiss M2の直接的な後継機ではない」というならばR50より下の機種がまだ出るということなのでしょうか。
それがやはりEVFを省いたVLOGCAMで、ソニーやニコンのように最廉価機として一番お求めやすいRFマウント機になるのでしょうか。
それにしてもキヤノンはボディの種類がかなり多く、この後にR1もまだ控えていますが、EOS Mシステムや一眼レフのKiss系が終売していくと丁度いい感じになるという寸法でしょうか。