
ニコンは今後、若い人にもアプローチ?
ニコンへのインタビュー記事が掲載されています。興味深い内容があるので紹介したいと思います。インタビューではどのように語られているのでしょうか?
(前略)
動画撮影ユーザーをメインターゲットとしたカメラは「Z 30」が初めてで、マーケティングでも今までにない手法で、TikTokを活用したり、映像分野ではないKOL(Key Opinion Leader)さんを起用したライフスタイル提案を行ったり、結構面白いチャレンジをすることができ、手応えを感じています。売上げは順調に推移していますが、先行しているメーカーもあり、まずは一歩を踏み出せたというところです。
(中略)
ニコンでは2022年4月に公表した中期経営計画において、2023年の“ありたい姿”を発表しました。高齢層やプロのお客様だけでなく、若年層を含めたすべてのお客様にニコンを圧倒的に支持していただける姿を描きました。それを実現するためにまずすべきこととして、若年層や初めてカメラを買われるお客様にどうアプローチしていくかを真剣に考えるタイミングにあります。
(後略)
インタビュー記事によれば、いま、ニコンは若い人や初めてカメラを購入する人にアプローチする時期であるとしています。そのため、どのようにアプローチするのか真剣に考えるタイミングであるとしていますね。
ニコンはこれまで、APS-CではD7x00シリーズ相当のNikon Z 50、D6x0シリーズ相当のNikon Z 5などが最も廉価な製品となっていたわけですが、2022年にさらに廉価なZ 30を発売しています。
ただ、こちらの製品はEVFがなく背面液晶だけで、さらに動画撮影用のカメラということで、これまでの一眼レフのシリーズと同等の製品ではありません。
そして、いまニコンはいよいよ、より廉価な製品の発売を検討しているようです。
可能性のある製品は?
より廉価で若い人に手に取ってもらいたい製品としては、やはりAPS-Cミラーレスか、Nikon Z 5よりさらに廉価なフルサイズミラーレス、そしてコンデジなどが考えられると思います。
しかし、いまコンデジはソニーもキヤノンもまったく新製品を発売していないですし、ランキング的にも売れている機種はリコー製品ぐらいなので、いまからニコンがコンデジを発売するとは考えられません。
そう考えると、Z 50より安い製品でEVFのある製品か、Nikon Z 5相当のミラーレスカメラなどが有力な候補になるのではないかと思いますね。
個人的には、Nikon 1の復活が最もベストではないかと思うのですが、まあ復活は無理だとは思います。しかし、Nikon 1を存続させていれば、高級コンデジの代替にも、若い人の取り込みも可能になったはずで、Nikon 1のディスコンは本当にもったいないなと今でも感じています。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/d16508740d22105469aa38191c84429fb38cdb9c
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