キヤノン 生産拠点見直し 中国依存脱却か 台湾有事を想定

キヤノン 脱中国へ本格化

キヤノンが中国からの脱却を目指しているようです。どうして中国から脱却する必要があるのでしょぅか?

それでは早速記事をみてみましょう。

たとえば、キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長は10月26日、海外の生産拠点での地政学的なリスクが高まっているとして、工場の展開など時代に見合った体制に見直すべきとして主要な工場を日本に回帰させる、もしくは安全な第3国へ移転させるという考えを示した。御手洗氏がどの程度台湾・中国リスクを本気で考えているかは分からないが、同様の認識や動きは半導体関連企業の間でも聞かれるようになった。

(記事元)まいどなニュース

記事によれば、中国が台湾に侵攻するなど台湾有事があれば、日本も巻き込まれることになり中国との貿易や協力関係がなくなるため、台湾有事があっても大丈夫なようにあらかじめリスク回避をしておく必要があるとしています。そして、上記で引用したようにキヤノンは海外の生産拠点のリスクが高まっているということで、日本国内へ生産を戻したり、他の国へ移転させる必要があるとしています。

このようなリスクに対処する方法は4つあります。それぞれ、回避、転換、軽減、受容の4つです。

転換というのは例えば何かしらのリスクがあるときに保険をかけるといったことで、受容はリスクがあったも許容するという考え方です。軽減というのは、例えばキヤノンのこの記事の場合では、生産の半分を国内に、半分は中国に残すという考え方で、回避というのは完全に中国から撤退し日本や他国に生産拠点を移転することを意味しています。

今回の記事からは中国からの撤退を視野に入れているようですので、「回避」が該当するだろうと思います。

結果オーライだったかもしれないニコン

ニコンはコンデジ生産などの終了でニコンの工場から撤退をしています。部品などを作る工場はまだあるようですが、カメラを生産する工場はすでにタイに移転しており、この経営判断は結果的には正しかったことになります。中国を主軸から移したことはニコンにとっては幸いだったかもしれません。

筆者も結構前に中国に長いこと住んでいましたが、都市部はともかく地方になると本当に何にもないような地域で、農村部の貧困などが思い出されます。農村部の人は都市部には住むことができないので、若い女性などは都市部の接待する飲食店などに働きにきてお金を稼いだり、女性を含む男性などは大きな工場の横による寮に住み込みで働いていたりしました。地方の3★(5が満点)のホテルにとまって寝ていると夜にマッサージの売り込みの電話がかかってきたのは良い思い出です(たぶん売○です)。

都市に住んでいる人と農村部の人で給料が異なるので、給料の安い農村の人々を雇って製造したような製品が日本などで売られているわけです。

いまでは若干改善しているようですが、ほとんど同じような構図になっていると思います。そして今の中国は覇権的な動きをしているので、これらの奴○制度的な労働者の扱いをしているという観点や、覇権的な動きから考えると、中国から撤退するというのは今となっては妥当な判断なのだろうと思います。

そして工場が国内に戻ってくる可能性があるというのは日本人としては朗報かもしれません。製品の価格は高くなる可能性もありますが、安全保障のことを考えると仕方がない側面もあると思いますね。

いつも思うのですがキヤノンはこのように先を見据えて様々な施策をしていくのが本当に上手だなと思いますね。リスクが顕在化する前に対応するというのはなかなかできることではなく、素晴らしいなと思います。

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