ニコン カメラメーカから変貌を目指す?? 戦略事業から外れたカメラ事業

Nikon Z 9

ニコン カメラメーカから脱却へ

ニコン社長へのインタビュー記事が掲載されています。その中ではカメラ事業に関してどのように言及されているのでしょうか?

それでは記事をみてみましょう。

馬立 ただ2010年代後半には、デジカメ市場が縮小し、露光装置も落ち込んだ状態になるんです。

佐藤 2020年度は赤字に転落しました。でも翌年にはすぐV字回復されている。何が行われたのですか。

馬立 これにはいろいろな要素があって、人員削減やカメラの工場閉鎖など痛みを伴う改革を行うと共に、半導体露光装置の事業を見直して黒字化したりしたのですが、一番大きいのは、全社的に戦略の明確化を行ったことですね。新しい事業を立ち上げ、それぞれの分野で重点をどこに置くかをはっきりさせたのです。

佐藤 そこは経営の神髄が表れるところです。

馬立 以前からカメラの映像事業と、半導体露光装置、FPD露光装置の精機事業の二つだけでは先行きが見通せない状況でしたから、新しい事業の柱を作ろうとしていました。ヘルスケアと、材料加工などのデジタルマニュファクチャリング、そしてコンポーネント、これら三つを戦略事業とし、その中で重点化する事業を決めていきました。

佐藤 いまニコンは会社として、カメラメーカーから大きく変貌を遂げようとしているところなのですね。

(記事元)デイリー新潮

インタビューによれば、ニコンは2020年についてミラーレスの出荷数量が一眼レフを上回ったとしています。これはニコンがD5x00やD3x00シリーズからほぼ撤退という状況だったことから打倒という感じがしますね。

さらに今後のニコンの経営戦略についてですが、カメラ事業、露光装置などの精機事業などから主軸を別の事業へ移行しつつある段階にあるとしています。

ニコンのカメラ事業からの撤退はあるのか

そうなると気になるのは、当サイトをご覧の皆さんが心配することは、ニコンは今後もカメラ事業から撤退せずに続けてくれるのかどうか?というところになると思います。

ニコンがカメラ事業から撤退ということを想像すると、以前にオリンパスがカメラ事業を売却したことを思い出します。オリンパスは以前からカメラ事業から撤退するのではないかと噂されていました。株主も赤字のカメラ事業から撤退したほうが企業の利益が増えるということで、カメラ事業からの撤退を求めていた人も多かったようです。

オリンパスは自社の医療関係事業に技術的なフィードバックがあるからということでカメラ事業を続ける方針を示していましたが、結果的にオリンパスはカメラ事業などを売却してしまいました。

このようなことがニコンのも起こりえるのでしょうか?

しかし現在のニコンと過去のオリンパスのカメラ事業では状況が異なります。救いとなっているのは現在のニコンのカメラ事業は黒字であるということです。オリンパスの場合は赤字が続いていました。そのため、利益を得られる限りは、ニコンが今後もカメラ事業を続けていくと考えて問題ないと思いますが、戦略事業に入らなかったカメラ事業への投資が削減されたり、事業に注力しないようになると、製品として他社に劣る可能性がでてきてじり貧になってしまう可能性も考えられるのかなと思います。

そう考えると将来的にカメラ事業も赤字になり・・という悪いサイクルになってしまう可能性もあるので、ちょっと心配な感じもしてしまいますよね。

ニコンのカメラ事業の今後は、いまソニー、キヤノンに負けないような製品を投入できるかにかかっているのではないかと思います。そしてその試金石となるのは、次に発売されるZ 6やZ 7の最新機種ではないかと思いまし、皆さんが最も期待しているのはそれらの製品の性能がどのようなものになるかということではないでしょうか?

皆さんはどう思いますか?

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「ニコン カメラメーカから変貌を目指す?? 戦略事業から外れたカメラ事業」への2件のフィードバック

  1. 路傍のカメラ好き

    Z9が出ていない、あるいは性能的に微妙な出来だったら、遠からず売却や撤退していた可能性はありそうですね。
    構造改革とZ9効果で1年で黒字に戻せたのは素晴らしいですが、現状後が続いていないのが不安材料でしょう。いくら安いと言っても、みんながみんな縦グリ一体型のフラッグシップを求めるわけじゃないですからね。
    Z8にせよ他にせよ、一時期活発だった噂が途絶えていますが……how2fly氏は何も言ってませんね。
    ニコンと言えば、先日海外で発表されたZfcブラックモデルは日本では売らないのかな? 日本では需要が無いと踏んだか、シルバーの売れ行きが芳しくないのか……?

  2. Nikonの新型カメラの開発がここまで遅いというのは、非常に残念ではあります。しかし、それほど気合を入れて次期型を開発しているということでしょう。
    とは言え、年末までに新型の発表をして欲しいですね。

    ZfcのBBは円安の影響で、日本に投入しにくいのでは?という話もあります。
    私の友人もSBのZfc購入して、ファインダーを覗く楽しみを覚えたようです。スマホとは違う「撮る」ことそのものへの楽しさでしょうね。最近は色んなところで撮りまくっています。

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