映画もNHKの番組もiPhone撮影に
様々な撮影現場にスマホが使われているという記事が公開されています。一体どのように利用されているのでしょうか?
それでは記事をみてみます。
最近公開された特撮映画「シン・ウルトラマン」(企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣氏)では、iPhoneでの撮影が主流だったようだ。映画がクランクインしたときに4Kで撮れるiPhoneが発売されたのがきっかけだったといい、iPhoneで撮った広角アングルのカットが多用されている。
(中略)
「少しだけ参加させてもらった『シン・ゴジラ』では、僕が入る戦車の中にiPhoneが仕掛けられていて、『ご自身でRECボタンを押してください』という撮影スタイルでした。当時は斬新に感じたのですが、『シン・ウルトラマン』では『俳優がiPhoneで撮影をしながら演じる』というさらに新しいスタイルが取り入れられている」
DIAMOND ONLINE
記事はかなり長文で、このほかにもNHKの番組がiPhoneで撮影している話や、雑誌の撮影でカメラの代わりにiPhoneで撮影した画像を利用した話などが掲載されていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
映画の撮影もiPhoneに
記事によれば、最近はビデオカメラを利用することなくiPhoneを利用しての撮影が増えているようです。例えば上記で引用したシン・ゴジラ、シン・ウルトラマンなどでもiPhoneをカメラ代わりに多様して撮影したことが記事になっています。
そのほかにもNHKでは番組作りにも利用されているそうで、超望遠の撮影などは無理だけれど通常のドキュメンタリー番組を撮影するのであれば、スマホで十分なクオリティがあるとしています。
シン・ゴジラの斉藤さんというと、記憶が正しければ確か戦車にのってゴジラと戦っていたと思います。下から見上げるように広角レンズで撮影されていたのですが、たぶんあれがiPhoneの4k動画だったのでしょうね。つまり戦車の中という設定で狭く、ハンディカムやその他業務用のカメラは大きすぎて設置できないし、GoProなどよりも複眼化して便利だし画質もよく、データの回収も容易といったことがメリットになり、撮影に使われたのだと思います。
絵作りが求められるような動画の撮影では、まだまだちゃんとしたカメラが必要ということのようですが、ドキュメンタリーや、ドキュメンタリータッチの映画やドラマなどでは、動画すらもうスマホでいいという時代になるとは思いませんでした。すごい時代になってきましたね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
「iPhoneがあれば、誰でも撮影できるわけではない。ヘタな鉄砲は、数打っても当たらない」とも指摘されているようですね。しかし、基本「十分なクオリティ」とのことで、画素数的には4K(3840×2160=830万画素)というのも重要なのでしょうか? センサー的には4000×3000=1200万画素? でも動画と静止画の違いで、静止画ではやはり一般的にも2000万画素ぐらいは必要な感じなのでしょうか。個人的にはそこからトリミング他も考えて、もうちょっとほしいとかあるやもしれないですが。。。