デジカメの普及率が低迷
現状では普及率は漸増中から2014年に(2005年のイレギュラー以外では)はじめて減少に転じ、それ以降はおおよそ減少の動きに転じている。携帯電話、特にスマートフォンの普及が進むに連れ、一般的な家庭におけるデジカメ機能の需要は、スマートフォンなどにシフトしつつあるようだ。
YAHOOニュース
デジカメの普及率が低迷しているそうです。その様子がよくわかるグラフと詳細な考察がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。なお、このデジカメ普及率はレンズ交換式だけでなくコンデジも含まれています。
記事によれば、デジカメの普及率は2013年の世帯普及率77.0%を最高に、少しずつ低迷し2022年には世帯普及率56.6%まで低下しているとしています。その間、同様に世帯あたりのカメラ保有台数も少しずつ現象していて、複数台のデジカメを所有している世帯も現象している様子がわかります。
2013年というと、iPhone 5sやZperia Z1が発売されたころで、各社ともそろそろカメラ機能が充実してきた頃です。そう考えると、それ以降のスマホはカメラ性能がどんどん向上していく時代に入りますので、デジカメの普及率も低迷する理由としてはスマホのカメラ機能向上が大きな原因の一つになっているのではないかと思います。
貧困化とコロナ禍と
そのほかにも人々の晩婚化が進んだり、正社員になることができず給料的に厳しいので、いわゆる趣味としてのカメラは購入したくても購入できないという状況にもなっていると思いますね。そして最近のコロナ禍では外出自体がためらわれていましたので、ここ数年でより一層、カメラの普及台数が減ったということも理解できるところです。
カメラは特に結婚して子供ができるタイミングや、幼稚園や小学校に入るタイミングで買われることが多いですので、晩婚化で結婚するまでの年齢が上昇すれば普及台数も低迷しますし、貧困化で結婚できるような資金力がないということになると、やはりカメラを購入するタイミングがやってこないということになるのだろうと思います。
そう考えると、やっぱりカメラを趣味や仕事の対象としている人をターゲットとするしかなく、高いカメラを販売し利益を得るという方向にメーカも向かってしまうということも理解できるところです。あとはカメラを完全にマニュアル操作で撮影する楽しさみたいなものを伝えていければ、まだカメラ市場が復活する可能性が残っているのかなとも思います。
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