パナソニックGH6の仕様の噂
噂サイトからの最新の噂によれば、パナソニックGH6はハイブリッドAFシステムを実装するようだ。GH6のAFポイント数に関する情報はまだ詳細は不明だ。噂されているGH6の仕様をみてみよう。
・新しいマイクロフォーサーズセンサー
・更新されたビーナスエンジン
・無制限の4k DCI/UHD 4:2:2 10-bitで60pまでの内部録画
・4k120 HFR/VFR
・5.7k 10-bit 60pまでの録画
・発表は2021年内
・予想価格は2500ドル
パナソニックのGH6の噂について報告されています。アイキャッチ画像はGH5 IIです。記事によれば、GH6は年内に発売され、予想価格は2500ドルになるとしています。記事執筆時点の為替レートで換算すると、約27万7000円になります。かなりの高額なカメラになりますね。パナソニックのフラッグシップになるので、このぐらいの価格になるのは仕方がないかもしれません。
GH5はビデオブロガーなどの映像制作者からも好評だったと言われていて、長時間の動画撮影も可能なことから、多くのYoutuberも利用しているカメラの一つとなっているそうです。GH6はGH5の不満点を解消するような改良がされていると噂されていて、こちらもやはり動画撮影向けのカメラということが言えるのかもしれません。
像面位相差AFを採用?
上記の仕様に関しては、海外の映像関連の通販サイトのB&Hにも掲載されている内容です。B&Hは有名な販売サイトですので、恐らくそのサイトに記述されている仕様については、メーカ側から明かされた内容だと推察されますので、このあたりはまず間違いないのだろうと思います。
・New Micro Four Thirds Sensor
・Updated Venus Engine Image Processor
・5.7K 60p Video, 10-Bit Sampling
・DCI 4K 10-Bit 4:2:2, Unlimited Recording
・UHD 4K 120p with 10-Bit HFR
・Approximately $2500
これとは別に他のサイトでは、GH6には像面位相差AFが採用されるかもしれないという噂がでているようです。
長い間、パナソニックは頑固だった。彼らは彼らのコントラストAFは位相差AFの性能にとても近いと主張し続けてきた。そう、彼らはこれを諦めるかもしれない。GH6は伝統を打ち破り、像面位相差センサーのある新しいセンサーを実装するかもしれないと噂されている。
パナソニックのカメラは像面位相差AFを搭載せず、空間認識AFというコントラストAFを応用した技術が採用されています。具体的にはピントの異なる2枚の画像を比較することで、画像内の被写体までの距離を計算することができ、それによってピントの移動方向と移動量を計算することができるという仕組みです。
逆にいうと2枚の画像を比較しなければ移動方向や移動量を計算することができないので、電源を入れた瞬間に画像を取得したり、被写体が大きく変化したときにも画像を取得したりなど、状況が変わったときに異なる2枚の画像を取得し、その時々の被写体までの距離を計算して、備えておくというようなことをしているようです。
そんな面倒なことをしなくても素直に像面位相差AFを搭載すればいいじゃない?と思いますが、位相差AFを採用すると1画素を位相差センサーに置き換えることで、いわゆるドット欠けのような状況になり、特に4k動画撮影時にはそれが画質に影響を与える可能性があるので、動画性能を優先してDFD技術を採用しているようです。
DFDが画質的に有利で、コントラストAFに劣らない性能であるらしいことはわかりました。それでは、なぜ、今になってコントラストAFと像面位相差AFのハイブリッドAFセンサーを採用しようとしているのでしょうか?
特に動画撮影の場合は、連続撮影しているのと同じことになりますので、2枚の画像比較というのがしやすく、常に被写体との距離を計算できる状況にあると考えられます。そう考えると空間認識AFのままでも十分ではないかなと思うのですが、何か特殊な問題でもあるのでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (3件)
PhotoRumorsはちゃんとリンク張ってB&Hから引用しているのに、NewCameraは自分のものみたいに記事にしてマナーが悪いです。
パナソニックは像面位相差AFの特許がありますね。
特開2018-14762(特許6421344)などキヤノンと別のアプローチで
実現しようとしてますね。
キヤノンのDPCMOS同様、画素欠損が出ない良い方法と思います。
像面位相差AFのための画素欠損なんかよりAF性能が上がることのほうがよっぽど世間的には求められてるということでしょう。
パナのAFは特にYouTuberから不評で追随性の遅さや一度外すと中々戻ってこないピントなど数年前から指摘され続けてきました。
ぶっちゃけ今さらかよっていうくらいですが像面位相差が搭載されたら喜ぶ動画ユーザーは多いと思います。