カメラを持たない理由は?
続いて、カメラを「持っていない」と回答した人に、カメラで撮った写真のほうが、スマホで撮った写真より良いと思ったことがあるかについて尋ねたところ、「ある」と回答したのは41.6%だった。
この「ある」と回答した人たちに、カメラで撮った写真のほうが良いと思いつつ、カメラを持っていない理由について聞いたところ、価格やメンテナンス性で見送りをしている様子や、思い立った瞬間に撮影することができるスマホのカメラのほうが使い勝手が良い様子がうかがえた。
-MarkeZine
記事では、カメラを購入した理由やきっかけ、そしてカメラで撮影した写真のほうがスマホより良いと思いつつ、なぜカメラを購入しないのか?といったことが記述されています。詳細は記事元リンクから全文をご覧ください。
カメラを持っているかというアンケートでは6割以上の人がカメラを所持しているそうです。ただし、これはコンデジも含むので、一眼レフのようなカメラを所有している人はかなり少ないことがわかります。
カメラを購入するきっかけは子供が生まれたですとか、家族のイベントを記録したいということが多いようで、やはり何かしらのイベントを記録することが目的になっているようですね。
コロナ渦で売れなくなった製品の一つにカメラがあるわけですが、コロナ渦で各種のイベントが自粛されたことでカメラが売れなくなったという流れもよくわかる結果となっています。
6割の人がカメラを持っていることに驚く人がいるかもしれませんが、これは全年代の人を対象にしていて、昔購入したカメラも含まれていることに気をつけなければいけません。たぶん昔購入したコンデジなども含まれていて、記事によれば若い人ほどカメラを購入していないということですので、実際にスマホ以外のカメラを日常的に利用している人はかなり少ないだろうなと思いました。
昔とは異なる撮影事情も?
スマホで撮影するよりカメラで撮影したほうが、よりよい写真を撮れることを認識していて、カメラを購入したいという人もそれなりに多いようですが、実際に購入するまでにはいかない人も多いようですね。
理由は金銭的な理由が大きく、次いでスマホがあるからということも大きいようです。つまり、いいカメラが欲しいけど、とりあえずスマホで撮影できてしまうのでカメラを購入するまでもないということでしょうか?
ところで最近よく思うのですが、ツイッターなどでバズっている風景画像をみると、空は蛍光色になっていたり、桜は蛍光ピンクになっているなど、かなり絵作りされた画像が多いような印象です。そのため、現実の色を忠実に再現するという方向のカメラを欲しいという人は減っていて、モードを指定するだけで簡単に色味を調整できるスマホのほうが使い勝手がいいという側面もあるのかなというように思っています。
どちらがいいとか悪いとかはないのですが、非日常的な写真に仕上げるために色味を変更して表現をしようとしている人は多くなっているようですね。
いずれにせよスマホによってみんなが事実上、カメラを持っている状態になっているわけですが、そこで撮影の楽しさを知ってもらって結果的にカメラを購入してもらうという方向性になるといいなと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
興味深い記事ですね。
スマホよりカメラの方が良く撮れると解っていても金銭的理由で買わない。
自分も趣味で撮影に行った場所の風景を家族に見せるためにスマホで撮ってメールで送ります。但し、同じ物を撮っても発色は当たり前ですがカメラの方が良いです。
カメラがマニュアルからAF AE化そしてデジタル化されシャッターを押せば失敗なく撮れる時代となり、そこへスマホカメラの高機能化でスマホもシャッターを押せば失敗なく撮れる時代となりました。
持ち運びや突然の出来事が起こった時にスマホが明らかに優位です。写真趣味者以外は発色はどうでも良く記録するのが目的だけならば高いお金を出してまでカメラを買いたいとは思わないでしょう。
子どもの幼稚園運動会ではママさんは全員スマホで子どもを撮っていました。これが現実です。