EOS R8 Mark II “前モデルからより成熟 Z5IIの強力な競合機”

当ページには広告が含まれています。
EOS R8 Mark II

EOS R8 Mark II 第一印象

初代EOS R8をレビューしたとき、そのオートフォーカス性能と画質には感心したが、あまりに簡略化された操作系とボディ内手ぶれ補正が搭載されていないことに不満を感じていた。今回キヤノンは、その不満に正面から対処してきた。つまり、仕様は従来と同じ強みを維持しつつ、はるかに使いやすくなったカメラになっているはずだ。実際、発売前にEOS R8 Mark IIを数時間試した限りでは、より成熟したカメラになったと感じがし、Nikon Z5IIやLUMIX S5IIに対する本格的な競合機になりそうだ。

とはいえ、このカメラはEOS R8と同様、あくまで比較的シンプルに使えることを重視して設計されている。そのため、より高度なユーザーであれば、3年前の技術を採用しているとはいえEOS R6 Mark IIのほうが適しているだろう。残念ながら、私がこのカメラを試した日は土砂降りの雨だったため、十分に使い込んだり、作例を撮影したりすることはできなかった。そのため、改めて手にする機会があれば、本格的なレビューに向けてじっくり試すことを楽しみにしている。

より成熟したカメラになった

キヤノンの新しいデジタルカメラEOS R8 Mark IIの第一印象という記事が公開されています。上記はまとめ部分を引用したものになり、より詳細なレビューや解説などがありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

レビューによれば、EOS R8 Mark IIは従来モデルの基本コンセプトを維持しながらも、実用面で大きな進化を遂げたモデルとして評価されています。特にボディ内手ブレ補正の搭載とAFジョイスティックの追加が大きな改善点として挙げられており、従来機で指摘されていた弱点を正面から解消した印象を与えているようです。

AFについては低照度性能や追従性能の向上が図られ、被写体認識機能も引き続き搭載されていることから、高いAF性能を維持しながらさらに磨きがかけられているとのことです。連写機能では最高40コマ/秒に対応し、プリキャプチャー機能やバッファ容量の増加によって動体撮影時の利便性向上も期待できるようですね。

動画機能についても4K 60pやフルHD 180pに対応するほか、タリーランプや4チャンネル音声収録などの機能追加が行われており、静止画だけでなく動画用途にも配慮された仕上がりとされています。一方で、小型バッテリーを継続採用している点は弱点として挙げられており、バッテリー持続時間については大きな改善が見られないと指摘しています。

操作面ではジョイスティックの追加による測距点操作の改善に加え、カスタマイズ性の向上やスイッチ配置の見直しによって使い勝手が向上したと評価されています。EVFや背面モニターは大きな刷新こそないものの実用性は十分とされ、全体としてはシンプルで扱いやすさを維持しているとのことです。

レビューでは、従来機で高く評価されていた画質やAF性能を受け継ぎながら、これまでの不満点を解消したことで、より完成度の高いカメラへ成長したとまとめられています。しかし、このレビューはどちらかというと前モデルとの仕様の比較といった側面のほうが強く、実際に踏み込んで撮影してテストしたわけではないようですので、このあたり少し割り引いて受け止めておく必要がありそうです。

EOS R8 Mark II レビュー要約
項目レビュー内容
製品品質従来機から大きく進化したモデルとの評価。従来機で不満だった点への改善が図られ、より成熟したカメラとの印象
静止画の画質従来機で高く評価されていた画質を維持すると期待されているとの評価。実写による詳細検証は未実施
AF性能低照度AF性能の向上や追従性能の改善が図られていると紹介。従来機からの強みを継承すると評価
連写性能最高40fps連写に加え、プリキャプチャー機能やバッファ強化により動体撮影での使い勝手向上への期待
動画の画質・性能4K 60pやフルHD 180pに対応。タリーランプや4チャンネル音声収録など動画機能の強化
オーバーヒート耐性レビューなし
ボディ内手振れ補正大きな改良点として高評価。幅広い撮影条件で安定してシャープな画像が得られる重要な進化と評価
操作性AFジョイスティック追加により測距点操作が大幅に改善。カスタマイズ性も高く、従来機より使いやすい
EVF特別高性能ではないものの実用十分との評価。見やすさも向上したとされる
背面液晶バリアングル式を採用。静止画撮影にも有用で自由度が高い
重量手ブレ補正搭載に伴い厚みと重量は増加したが、大きな欠点としては扱われていない。
バッテリー従来と同じ小型バッテリーを採用しており、本機の弱点の一つ
記録メディアSDカードスロットが独立した側面配置となり利便性が向上
アプリ連携レビューなし
Wi-Fiなどの接続性レビューなし
総合的な使い勝手シンプルさを維持しながら弱点を改善し、より完成度が高く使いやすくなった
価格競合機や上位機種に近い価格帯で競争が厳しい

ミラーレスカメラ情報Xで最新デジカメ情報を入手できるよ!
フォローしてね!

EOS R8 Mark II 関連情報アーカイブ !

EOS R8 Mark II 最新情報

キヤノンデジタルカメラ 最新情報

EOS R8 Mark II 主な仕様

EOS R8 Mark II 主な仕様
項目内容
センサーサイズ35mmフルサイズCMOSセンサー(画面サイズ 約36.0×24.0mm)
有効画素数最大約2420万画素(RF/EFレンズ使用時。使用するレンズまたは画像処理により有効画素が減少することがある)
連射性能(メカシャッター)記述なし(本機はメカシャッターを搭載せず、電子先幕と電子シャッターのみに対応。電子先幕時は高速連続撮影+/高速連続撮影で最高約6.0コマ/秒、低速連続撮影で最高約3.0コマ/秒)
連射性能(電子シャッター)高速連続撮影+:最高約40コマ/秒、高速連続撮影:最高約20コマ/秒、低速連続撮影:最高約5.0コマ/秒
動画フォーマット(最大)XF-HEVC S YCC422 10bit、4K UHD(3840×2160)59.94/50.00fps、最大225Mbps
フォーカス方式デュアルピクセルCMOS AF(デュアルピクセルCMOS AF II搭載)
測距点数(静止画)自動選択時AFエリア分割数:最大1053分割(39×27)/AFフレーム選択可能ポジション:最大4368ポジション(78×56)
測距点数(動画)自動選択時AFエリア分割数(4K時):最大1053分割(39×27)/AFフレーム選択可能ポジション(4K時):最大3588ポジション(78×46)
被写体認識対象(静止画)登録人物優先、動物優先(犬/猫/鳥/馬)、乗り物優先(モータースポーツ/鉄道/飛行機)
シャッター方式電子先幕、電子シャッター
シャッター速度範囲(メカ)記述なし(メカシャッター非搭載)
シャッター速度範囲(電子)電子先幕設定時:1/4000~30秒、バルブ/電子シャッター設定時:1/16000(Fv/Tv/Mモードのみ)、1/8000~30秒、バルブ
ISO感度常用ISO100~102400(静止画)、拡張:L(50)、H(204800)
ファインダー形式(インチ数、ドット数)OLEDカラー電子ビューファインダー、0.39型、約236万ドット
背面液晶(インチ数、ドット数、チルト/バリアングル、タッチ液晶)TFT式カラー液晶モニター、3.0型、約162万ドット、静電容量方式タッチパネル対応。チルト/バリアングルの記載なし(記述なし)
手振れ補正の有無搭載(ボディー内手ブレ補正機構)
手振れ補正効果静止画撮影時、最大:中央7.5段/周辺7.0段(CIPA2024規格準拠、電子シャッター設定時、RF24-105mm F2.8 L IS USM Z(f=105mm)使用時)
ワイヤレスLANIEEE 802.11b/g/n/a/ac/ax規格相当
BluetoothBluetooth Specification Version 5.3準拠(Bluetooth low energy技術)
マイク端子外部マイク入力端子:Φ3.5mmステレオミニジャック対応(3極)
ヘッドホン端子Φ3.5mmステレオミニジャック対応
USB端子USB Type-C、USB 10Gbps(SuperSpeed Plus USB/USB3.2 Gen2)相当
質量(バッテリー、メモリーカード含む)約546g
サイズ約131.4(幅)×90.0(高さ)×79.7(奥行)mm

コメント

コメント一覧 (7件)

  • Z5Ⅱは、というかニコンのファインダー、抜群に良いですからねえ。
    それにバッテリーも強力だし。
    ちょっとなんというか。
    商売上というか値段が近いから、比較はされるだろうけど。
    がっぷり四つに組むという感じじゃないというか、ジャンルが違う感がありますね。
    Z5Ⅱの方が本格派というか・・
    本来はα7cⅡですかねR8Ⅱのライバルは。
    あるいは案外R6Ⅱでは?

  • SONYには、デザインで昔のT80のようなスタイルで正統性を主張して、SONYデザインからの乗り換えを企図。
    性能と価格ではZ5iiと対応させて、初心者やフルサイズ初心者の取り込みを図る。
    そんな感じなんですかねぇ…

  • Z5IIに対してはハード面で劣ってますよね。
    Z5IIはEVFのドット数も多く完全なメカシャッターも搭載、バッテリー容量も多くカードスロットも2つあります。
    これらを削っていいのならニコンもR8IIのような機種は出せると思いますが1段下のクラスになりますよね。
    つまるところR8IIはZ5IIと比べる機種ではないと思います。
    価格帯は近いのかもしれませんがそれだとZ5IIのコスパの良さが際立ちますね。

  • Z5Ⅱやα7cⅡって上位機と共通バッテリーなんだよね。その時点でライバルにすらなってない気が… あとニコンのEVFはかなり見やすいからあれを超えれたとはとても思えない。
    R8(初代)比として見ればかなりの進化だがエントリーフルサイズとしては必要最低限のスペックって印象すね。

  • 私はキヤノンもニコンも持っていないのですが、仕様を見る限りでは最大の弱点は電池でしょうね。ファインダー使用時で150枚とは目を疑う数字です。これだと予備電池1個じゃ足りません。Z5Ⅱの半分以下、α7cⅡの530枚に大きく劣ります。これは初心者には厳しいと思う。もうそろそろ電池交換と思いながら写すのが日に2度も出たのではたまったものではありません。それとも初心者はそんなに写さないとの試算か?

  • 初代R8と同程度の電池持ち。
    全く良いとは言えない現行カメラ最低クラス。さりとて実際に使うとR8と同じくそれほど問題ない感じかなと思います。

    デザインが最終的にどう評価されるのかわかりませんが、気軽なカメラとして結構売れるのではないかと思います。

  • 同じキヤノンなら個人的には実売価格の下がったR6Ⅱの方が遥かに魅力的ですね
    先代よりはだいぶマシにはなりましたが初めてのフルサイズでどうしてもキヤノンという方くらいしか需要は無いような気もします・・・

コメントする