α7 Vレビュー
α7 V 総評
ソニーはα7 Vで、フルサイズのオールラウンダーとして人気のシリーズを2026年の基準にしっかり引き上げてきた。特別に新しい機能や目を引く“キラー機能”があるわけではなく、オープンゲート動画のように一部ユーザーが求める機能も搭載していない。しかし、それでもこのカメラが非常に高い完成度を持つことは間違いない。
EOS R6 Mark IIIをテストした直後にα7 Vを使ったが、両者は大多数のユーザーが必要とする機能をほぼすべて満たしており、Nikon Z6IIIも同様だ。性能や画質の細部には違いがあるものの、それらはごくわずかな差に過ぎない。例えばα7 Vの広大なダイナミックレンジは確かに魅力だが、実際に活かす場面はそれほど多くないだろう。
すでにα7 IVを所有している場合、α7 Vは“絶対に買い替えるべき”と言えるほどの大きな進化はない。特に高速で不規則に動く被写体を撮るのでなければ、買い替えの動機は弱い。また、他社ユーザーがシステム乗り換えを検討するほどの決定的な理由にもならないだろう。レンズ資産があるならなおさらだ。
一方で、古い世代のαシリーズを使っているユーザーにとっては、α7 Vは大幅な性能向上をもたらすモデルになる。また、このクラスのカメラを初めて購入する人にとっては、非常に優れた選択肢となる。
- 長所
- 特にRAW画像で素晴らしい画質
- 優れたオートフォーカスと連続撮影
- 驚くほど長いバッテリー寿命
- 多用途の4方向可動式背面液晶
- 短所
- グリップは、特に手袋をはめていると少し窮屈
- オープンゲート撮影なし
- スピードブーストは機械式シャッターではうまく機能しない
- 一部のサードパーティ製レンズではファームウェアのアップデートが必要
古い世代からのステップアップに最適
α7 VのレビューをAmateurPhotographerが公開しています。上記はまとめ部分の引用になり、より詳細な解説や作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
レビューによればα7 Vの外観は前モデルのα7 IVとよく似ているものの、中身は大幅に刷新され、センサーや画像処理エンジンの進化によって静止画・動画ともに高い性能を発揮するカメラに仕上がっていると伝えられています。
画質面では、フルサイズらしい豊かな階調表現と高い解像感が評価されており、RAW現像耐性の高さやダイナミックレンジの広さも魅力とされています。風景やスナップ、ポートレートなど幅広いジャンルで安定した描写が得られるそうです。また、連写性能も向上しており、電子シャッター時には高速連写が可能で、AF追従も安定しているため、動体撮影にも対応しやすくなったと評価されています。
オートフォーカス性能については、人物・動物・鳥・車両などを自動で認識する被写体認識AFが搭載され、リアルタイムトラッキングと組み合わせることで、動く被写体でも高い歩留まりが得られると伝えられています。家族写真やペット撮影、旅行先でのスナップなど、撮影ジャンルを問わず安心して使える点は大きな魅力だとされています。
操作性は従来のα7シリーズを踏襲したレイアウトで、既存ユーザーであればすぐに馴染めるという評価が多いようです。一方で、グリップサイズはややコンパクトなため、手が大きいユーザーや大型レンズ装着時にはホールド感に物足りなさを感じることもあると伝えられています。また、上位機に搭載されている一部の動画機能や操作系が省略されている点については、用途によっては物足りなく感じる場合もあるようです。
一方で、α7 IVからの進化幅については「着実な進化ではあるものの劇的な変化ではない」という評価もあり、すでにα7 IVを所有しているユーザーにとっては買い替えの決め手に欠けるという意見もあるようです。また、スポーツや野鳥など特定用途では、より高速連写性能を持つ上位モデルや別シリーズの方が適している場合もあるとされています。
α7 Vは「高画質・高性能AF・安定した操作性をバランス良く備えたオールラウンダー」として、静止画も動画も楽しみたい中級〜上級のカメラユーザーにとって非常に魅力的な1台だと評価されいることがわかりますね。日常の撮影から作品作りまで幅広く使える汎用性が高いカメラとなっているようです。
さらにソニーの新製品の噂を「ソニー 新製品が認証登録 α7R VI数ヶ月以内に登場か」で詳しくお伝えします。
α7 V 関連情報アーカイブ !
α7 V 最新情報
ソニー 最新情報
α7 V主な仕様
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ、部分積層型Exmor RS CMOSセンサー |
| 画素数 | 約3300万画素 |
| センサークリーニング | アンチダスト機能 |
| イメージプロセッサ | BIONZ XR2 |
| 手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| 手ぶれ補正効果 | 中央最大7.5段、周辺最大6.5段 |
| 高速連続撮影 | 電子:最大約30コマ/秒 メカ:最大約10コマ/秒 |
| 動画撮影 | 7Kオーバーサンプリング 4K 60p 4K 120p(APS-Cクロップ) |
| シャッター速度 | 静止画撮影時 (メカシャッター): 1/8000-30 秒、バルブ |
| ISO | 静止画撮影時: ISO 100 – 51200 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 204800) |
| フォーカスポイント | 静止画時:最大759点 (位相差検出方式) 動画時:最大759点 (位相差検出方式) |
| EVF | 0.5型 約369万ドット |
| 背面液晶 | 3.2型4軸マルチアングル液晶モニター 約210万ドット |
| メモリカードスロット | SLOT1: SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress 2 Type Aカード用マルチスロット SLOT2: SD (UHS-I/II対応)カード用スロット |
| サイズ | 約130.3 x 96.4 x 82.4 mm、約130.3 x 96.4 x 72.3 mm |
| 質量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約695 g |



コメント