ドイツから、EOS-1D X Mark IIIに付属されるCFExpressカードリーダーが、新型肺炎のアウトブレイクによって遅延される見込みだと報告を受けた。カードリーダーを製造する工場は中国を拠点にしており、このレポートによると工場は閉鎖された。
キヤノンは、EOS-1D X Mark IIIを支払った人に、カードリーダーを後日受け取るために、2020年2月12日からカメラの登録を開始することを通告している。
現時点では、いくつかのカードリーダーはすでに工場から出荷されているとみられるので、これが全世界的な問題かどうかはわからない。
(記事を一部引用して意訳しています)
(記事元)https://www.canonrumors.com/the-cfexpress-card-reader-included-with-the-canon-eos-1d-x-mark-iii-may-be-delayed-due-to-the-coronavirus-outbreak/
付属するCFExpressカードリーダが遅延?
CanonRumorsがEOS-1D X Mark IIIの製品にセットされるCFExpressカードリーダについて報告しています。
記事によれば、これはドイツの購入者のようですが、EOS-1D X Mark IIIとのセット商品として付属されるか、または購入特典となるCFExpressカードリーダが、発売日に同梱することができないため製品の登録を開始する予定だとしています。これは後日にカードリーダの製品が入手できたら郵送するのでカメラを登録して欲しいということのようですね。
そして、その理由は中国で流行している新型肺炎のアウトブレイクが原因なのだそうです。なにやらCFExpressカードリーダを製造している工場が中国にあり、そしてその工場が新型肺炎の影響で閉鎖してしまったので、カードリーダーを入手することができなくなってしまったということのようですね。
日本は直接的には無関係も今後影響が?
キヤノンのオフィシャルストアでEOS-1D X Mark IIIとCFExpressカードがセットになった製品が販売されていたかな?と思って公式ストアを確認してみたのですが、日本ではCFExpressカードとのセット製品がありましたが、CFExpressカードリーダとのセット製品はありませんでした。なので、この問題はひとまず日本でのEOS-1D X Mark III購入者には関係ないようです。
では、海外のショップではCFExpressカードリーダとセットになっている製品があるのかどうか調べてみました。そしたら、イギリスとドイツのキヤノン公式ストアでCFExpressカードリーダとセットになっている製品を販売しているのを確認しました。というわけで、恐らくこのCFExpressカードリーダとのセットは、日本以外の国、いま確認できている範囲では恐らくヨーロッパで販売されているようです。
そして、今回はドイツからの報告ということで、これがドイツで販売されるぶんだけの対応なのか、ヨーロッパ全土で対応されることなのかは現時点では不明です。ドイツだけの問題で済むなら、他の国の人にとっては不幸中の幸いということになるかもしれません。
というわけで、今回の新型肺炎の流行で中国は大変なことになっているようで、日本もどうやら新型肺炎のアウトブレイクがはじまりそうな様相になっていますので、これからが大変になりそうですね。
特に電子機器などに関しては中国で製造している企業は多いでしょうから、今後、様々な電子機器が入手できなくなる可能性が考えられそうです。中国からは電子機器以外でも様々な製品を輸入していますので、それらの入手が難しくなる可能性を考えると、かなり心配になってしまいます。
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