NikonRumorsがツァイスレンズに関する情報を報告しています。
読者がツァイスに連絡をとり、Nikon Zマウント用のミラーレスレンズの製造計画についてたずねた。これが彼が受けた返事だ。
お問い合わせありがとうございます。
ツァイスのレンズで多くの素晴らしい画像を得られることを望んでいます。
Zマウントの機械的な寸法については国際特許にも守られています。なのでサードパーティーメーカが許可なくネイティブなZマウントレンズを提供することは許されていません。多くのサードパーティーメーカがすでにZマウント用のミラーレスレンズをすでに販売している(Laowa, 7Artisans, Kipon, Meike, Samyang, Mitakon, Vitrox, Yasuhara, Lensbaby, Rumiere)。
(記事を一部引用して意訳しています)
(記事元)https://nikonrumors.com/2020/01/21/zeiss-has-no-plans-to-make-mirrorless-lenses-for-nikon-z-mount.aspx/
ツァイスはNikon Zマウント用レンズを製造しない?
記事によれば、ニコンのZマウント用レンズを製造する予定があるのかどうか、ツァイスに問い合わせた結果が報告されています。記事によれば、Zマウントは寸法が国際特許で守られているのでレンズの製造することができないとしています。一方で、記事では他社がすでにZマウント用のレンズも発売していることも報告しています。
ツァイスからZマウントレンズの発売は見込めない?
マウントと特許についてはいろいろな解釈があると思いますが、もし仮にツァイスが特許の関係でZマウント用レンズを発売できないと考えている場合、ツァイスからZマウント用のレンズが発売されることは難しいのかな?という状況になっているのかもしれません。そのためツァイスで統一された見解だったとしたら、ツァイスからZマウントレンズが発売されないことになる可能性が高いと考えられます。そうなると非常に残念なことになりそうですね。
ですが回避策もあって、ソニーEマウントやRFマウント用に開発したレンズについては、マウントアダプタを利用すればNikon Zでも利用できることになりますので、まったく利用できないという状況は回避できると思われます。実際にEマウントレンズをZマウントで利用するためのアダプタが発売されており、電子接点もあるのでオートフォーカスも可能です。なので、ネイティブレンズではありませんが、使用できることは使用できることになりますので、どうしてもツァイスのレンズでなければならないという場合には、このようなマウントアダプタを利用するのも一つの手ではありますね。そして本当に発売されることはないのか、そのあたりは非常に気になりますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
ツァイスはレンズの開発はしますが、作りませんよね。
作るとしたらコシナがZマウントレンズを作る気があるかどうかですね。
質問先はツァイスではなくコシナと思います。
コシナがニコンにZマウントの使用権を交渉しなければなりません。
特許があるから作れないと言うことはなく使用権料を払えば良いのです。
特許権者は特許権と使用権を持っていて使用権は他社から依頼があれば売買出来ます。
多くは製品単価の3%程度です。(1台毎に)
なお国産の多くのマウントは最近出来た物以外、機械的寸法の特許は消滅しているはずです。
特許の権利は出願後20年ですから。