CIPA REPORTが更新
CIPAが提供するデジタルカメラ、レンズのレポートが更新されました。この記事でどのような人々がデジタルカメラを購入しているのか詳しくお伝えします。
若い世代のカメラ購入者が大幅増加
CIPAがデジタルカメラに関する統計のCIPA REPORTを更新しています。レポートでは様々な統計があるのですが、この記事では年代別の購入層について着目してみました。すべての統計は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、統計をみると特に2024年、若い世代のカメラ購入者がかなり増加していることがわかります。とくに、39歳以下の購入者の伸びが顕著で、レンズ交換式カメラなどは10代、20代、30代の購入者で約半分を占めるまでに伸びていることがわかります。
レンズ一体型も同様の傾向ですが、比較的レンズ交換式カメラの伸びが凄く、若い世代のカメラの購入者が増えていることがわかりますね。
2024年、このように30代以下の購入者の割合が増えているのは、それだけカメラで撮影することが流行していて、最初は廉価なコンデジやスマホから初めて見たのかもしれませんが、あとからもっと良い写真を撮影したいということで、レンズ交換式カメラを購入しているのではないかと想像しています。
一方で2023年のように極端に若い人の購入者の割合が少なく、50代以上の購入者の割合が過半数を占めるような年もあったりして、これは何を意味しているのか、あまりよくわかりません。2023年といえばコロナ禍がほぼ終了して、旅行なども自由にできるような年だったり、何かしらの問題があってカメラの供給がかなり少なかった印象があるのですが、それが影響しているのでしょうか?
2024年の日本向けのカメラの総出荷数は前年の115.8%となっており15%ほど出荷数が増えており、これは若い人も積極的にカメラを購入していることも少なからず関係しているように思えます。スマホなどの撮影を通じて写真撮影の楽しさをより多くの人に知ってもらって、カメラ市場が活性化していくといいなと思いますね。
(source)CIPA
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