キヤノンへのインタビュー記事
(前略)
これら 2 つのボックスのセンサーの主な原理を読者に説明していただけますか?キヤノンがこの技術を使用しているにもかかわらず、なぜグローバルシャッターセンサーを使用しないのでしょうか ?
加藤学:当社はすでにグローバルシャッター技術を 製品群の一部で使用しています[産業用アプリケーション向け、編集者注]。そして、それが将来に一定の利益と一定の可能性をもたらすことを私たちは知っています。
しかし、私たちの使命は、プロフェッショナルな顧客に究極のツールを提供することに変わりありません。お客様がどのような環境に置かれていても、私たちはお客様に提供する製品に欠陥がないことを確認したいと考えています。
EOS R1の解像度がEOS R3に比べて上がらないのはこのためでしょうか?
加藤学:はい。 EOS R1 は、高度に定義されたセンサーの利点のバランスを考慮した結果です。 ISO感度も非常に高いボディを目指し、ISO102,400という値を実現しました。
シャッタースピードもできるだけ速くしたいと考えていました。そして、ご存知のとおり、このデバイスは 1 秒あたり 40 フレームをキャプチャできます。ただし、高解像度を選択した場合、利用可能なフレーム レートは通常非常に低くなります。
これらすべてを考慮すると、24MP がこれらすべての長所と短所のバランスが適切であると感じました。
(中略)
各ケースの価格はどうやって決まるのですか?一部の観察者は、EOS R1 が競合他社と比較して非常に高価であると不満を述べています…
加藤学: EOS R1を試していただければ、このカメラが写真家にとって多くのものを提供するカメラであることに同意していただけると思います。非常に多くの機能を搭載しているため、当然コストも高くなります。もちろん、できればもっとお手頃価格でご提供したいと思っております。
ただし、この件には単にこのモデルと他のモデルの価格差以上の意味があるとも考えています。
EOS R1の価格は妥当
キヤノンがEOS R1とEOS R5 Mark IIの発表を受けインタビューを受けています。インタビューではEOS R5 Mark IIに関するものもありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。また上記は機械翻訳したものになります。
さて、インタビューではEOS R1の解像度や価格について述べられています。インタビューによれば、キヤノンはグローバルシャッターの搭載を検討していたようですが、様々なバランスを考慮してEOS R1の解像度を決定したとしています。特に高感度耐性を気にしているようで、そのため画素数は低めに設定したということのようです。
また価格については様々な機能を搭載しており、どうしてもコストが高くなってしまうとしています。しかしEOS R1を利用してもらえば、その機能から他のモデルとの価格差以上のものがあると自負しているようですね。
インタビューにもありますが、EOS R1は解像度が低すぎるのではないかといった指摘や、価格が高すぎるという指摘がされていて、それを受けて質問したのだろうと思いますね。
解像度については室内スポーツなどもあるので確かに高感度耐性に強いカメラのほうが望ましいですし、積層センサーでアクセラレータなども搭載しているので価格が高くなるのも仕方がないかもしれませんね。
(記事元)photorend
Nikon Z 9 | EOS R1 | |
イメージセンサー | 4571万画素 裏面照射積層型 | 2410万画素 裏面照射積層型 |
エリア全域でのクロスAF | - | 対応 |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 | DIGIC X + DIGICアクセラレータ |
常用ISO | 64-25600(拡張32-124000) | 100-102400(拡張50-409600) |
フォーカスポイント | 493点 | 1053点 |
メカシャッター | - | 対応 |
動画(最大) | 8K 30p、4k 120p | 6k 60p、4k 60p |
EVF | 0.5インチ 369万ドット | 0.64インチ 944万ドット |
視線入力AF | - | 対応 |
背面液晶 | 3.2インチ 210万ドットタッチ式4軸チルト | 3.2インチ 210万ドットタッチ式バリアングル |
ボディ内手ぶれ補正効果 | 6.0段 | 中央8.5、周辺7.5段 |
連続撮影(電子シャッター) | 20コマ(4570万画素、RAW) 30コマ(4570万画素) 120コマ/秒(1100万画素) | 40コマ(2410万画素) |
メモリカード | デュアルCFExpress Type B/XQDスロット | デュアルCFExpress Type Bスロット |
バッテリー | EN-EL18d | LP-E19 |
シャッター速度(電子シャッター) | 1/32000~30秒 | 1/64000~30秒 |
シャッター速度(メカシャッター) | - | 1/8000~30秒 |
シンクロ同調(電子シャッター) | 1/250秒 | 1/320秒 |
マイク端子 | 対応 | 対応 |
ヘッドホン端子 | 対応 | 対応 |
GPS | 対応 | 対応 |
最大画像サイズ | 8256×5504ピクセル | 6000×4000ピクセル |
測距可能輝度 | -7~19 EV | -7.5~21 EV |
バッテリー寿命 | 700コマ | 530コマ |
WiFi 6G | - | 対応 |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
サイズ | 1340g、149×150×91mm | 1115g、158×150×87 mm |
価格 | 店頭予想約70万円前後 | キヤノン公式108万9000円 |
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コメント
コメント一覧 (2件)
アメリカでの販売価格を見ると日本ではR5Ⅱは割安に販売されてるが、R1は割高に販売されてる
例えばアメリカの通販サイト等B&Hだと8/9現在R1は約6,300ドル、R5Ⅱは約4,300ドル
価格.comでカメラのキタムラだと8/9現在R1は98万100円、R5Ⅱは58万9050円
円価格をドル価格で割るとR1は約155.6円
R5Ⅱは約137円
8月以降は140円台なのでR1は割高で、R5Ⅱが割安なのはコレで分かる
8/9は147円だが、これをアメリカの価格に換算するとR1は約92万6000円
R5Ⅱは約63万2000円
日本ではR1は5万4000高くて、R5Ⅱは4万3000安い
もしコレが1ドル140円切ったらキヤノンは日本では最低でも5万円のキャッシュバックをR1には支給すべきだと思うけどな
140円だと88万2000になり、10万円日本で高くなるから
11月下旬発売なら、11月になってからでもキャッシュバック通知は十分何だし
アメリカの大統領選挙は11/5開票
トランプ氏確定ならば140円にはなるだろうから
B&Hの価格は税抜、価格コムの価格は税込です。これはB&Hでカートに突っ込んでアメリカを出荷先にすればわかります(R1のEst.Taxは$559.04でした)
日本の消費税10%を加えると正しくは、R1:$6,930 / ¥980,100 ≒141.4、R5II:$4,730 / ¥589,050 ≒ 124.5です。
R1が高すぎるのではなく、R5IIがドル円相場に対してバカ安なんですね。国内生産による円安分の利益をある程度手放してでもR5IIを売り込みたい、という戦略が窺えます。