リコーが業務用デジカメを発売
有効画素数 | 約2000万画素 |
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撮像素子 | 1/2.3型 CMOS |
使用レンズ | RICOHレンズ 9群11枚(非球面レンズ5枚使用)、35ミリ判換算値 約28~140mm、F3.5(W)~F5.5(T) |
外形寸法 | 118.2(幅)×65.5(高)×33.1(厚)mm (操作部材、突起部を除く) |
質量(重さ) | 約242g(電池、SDメモリーカード含む)、約215g(本体のみ) |
改ざん防止、情報漏洩防止機能付き
リコーが現場向けの業務用デジタルカメラを発表しました。発売日は8月30日で、価格は12万8000円になるそうです。
よく公共工事などで実際に工事をしたことを証明するため、小さな黒板に工事内容を記述し、それと一緒に工事した場所をコンデジで撮影しているのを見かけたことがある人も多いと思います。このカメラはそのような使用を前提して考えられたカメラなのだそうです。そのため、防塵防滴性能、耐衝撃だけでなく、耐薬品性能もあり、どのような環境でも完全に利用でき、またゴム手袋などをしていても扱いやすい商品として開発されているようです。
また、最近は学校などでもデジカメを紛失してしまい、撮影した画像データが流出する恐れがあるということで問題になることがよく報道されています。このカメラにはSDカードにパスワードを設定することが可能で、SDカードを紛失したり盗難にあった場合でも画像の流出を防ぐことができるそうです。
したがって改ざん防止と情報流出防止のためにこのカメラを購入して使用したいという会社や自治体、学校などは購入してくれるんじゃないでしょうかね。なかなかいいところに目を付けた商品だと思います。
あとは勝手に削除ができない機能があれば警察などでも利用してくれるかもしれませんね。
この改ざん防止の仕組みですが、撮影した画像とEXIFデータからハッシュ値を作成して画像に保存しておく方法のようです。あとから改ざんされた場合、その改ざんされた画像とEXIFデータは最初とは異なるハッシュ値が計算されるため、改ざんされたことがわかる仕組みとなっています。
(記事元)リコー
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コメント
コメント一覧 (2件)
以前、(だいたい令和になる前)テレビドラマなどで鑑識の方が使っている一眼レフはSD Wormカード(改竄防止SDカード)対応のペンタックスを使っている場面がほとんどだったので、
防滴防塵でSD Worm対応してるペンタックスのカメラは、
実際にも警察関係などでに納品されていたんでしょう。
今はどうなのかは分かりませんが…。
この、リコーの法人向けコンデジの改ざん防止機能が、ペンタックスのカメラにも搭載され、
法人向けに強いリコー/ペンタックスとなったらいいなと願います。
このカメラは25年前にはあったよな
会社で結構見掛けたけど
日付改ざんさせないのが大切
とにかくブツケたり、濡れたり、落としてたりしても壊れないのが大切
しかも簡単な操作
誰でも使えるカメラ
公共工事のみならず、その日の進捗や現場完工写真で作業報告書を作成
リフォームの現場とか一般住宅程度だと必要無いけど、沢山撮るなら余計に必要だと思う
施主に報告書を出すリフォーム会社もあるから