CIPAデジカメ出荷統計を発表
CIPAが2024年3月のデジタルカメラ出荷統計を発表しました(画像タップで拡大します)。
出荷統計によれば、レンズ交換式、レンズ固定式カメラは前年、前々年を上回る出荷数量となっていて、縮小しているデジタルカメラ市場が底を打った可能性がでてきました。
特にレンズ固定式が前々年を上回るのは珍しく、これはX100VIやデジカメのほうのチェキの人気によるものではないのかなと思いますね。
ミラーレスカメラの前年同月比では日本と日本・中国以外のアジアがかなり落ち込んでいますが、中国とアメリカが大幅に増えていて、人気を支えている格好です。下記の表はミラーレスカメラの2024年3月の前年同月比を表しています。
| 国 | 出荷数前年同月比 | 出荷額前年同月比 |
| 日本 | 71.7% | 72.4% |
| 中国 | 140.2% | 136.0% |
| 上記以外のアジア | 82.9% | 80.3% |
| 欧州 | 100.1% | 99.1% |
| 米国 | 133.1% | 164.1% |
このように欧州は前年とほぼ同じですが、日本と日本・中国以外のアジアはかなり落ち込んでいることがわかります。そしてアメリカと中国は非常に出荷数も出荷額も増えていることがわかりますね。日本はなぜ落ち込んでいるのでしょうか?
さらに「24年3月に売れたデジカメは何か?? ニコン製品が大量ランクインで復調の兆し?!」では2024年3月のデジカメ売れ筋ランキングについて詳しくお伝えします。
(記事元)CIPA
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コメント
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一つに為替レートの影響でカメラがドル建てベースとなり、各メーカーが国内価格改定を行い高い買い物になったことと、シェアの大きいCanonの売り上げが落ち込んだことではないでしょうか。
あと国内のハイアマチュア層はシニア層が多いと思いますが、世の中の給料アップの恩恵は無いためインフレで購買力が今後も落ちていくと思います。