ニコンの過去25年間で最も重要なカメラは何か
ニコンの過去25年間で最も重要なカメラとはどのカメラなのでしょうか?そしてその理由とは?
メーカに聞く、過去25年間で最も重要なカメラとレンズ
ニコンのイメージング事業部、UX戦略部門、UX設計部門のセクションマネージャーは、電子シャッターと積層型CMOSセンサーを搭載したNikon Z 9を選択した。
「過去四半世紀の間には、非常に多くの製品が市場に出回った。しかし私はNikon Z 9だと思う」と言う。
現行のフラッグシップモデルを選択することは、単にマーケティング部門が最も喜びそうな選択とみられてしまうかもしれない。しかし彼は、その並列読み出しセンサーによって可能となった機能を指摘し、技術の画期的な進歩であると主張している。
「会社の歴史上の最大の課題の一つは電子シャッターで、これはメカシャッターを取り外すことを意味している。実際にあなたのカメラで、あなたの裸眼が見るのとまったく同じものを見ることができる。それは完全に同期されており、これはデュアルストリーミングと呼ばれている。これは一眼レフではできなかったことだが、ミラーレスカメラは顧客が以前にできなかったことを撮影することを可能にしている。」
過去25年間で最も重要なカメラは何かという問いにニコンが答えています。
まず最初になぜ四半世紀=25年間かと思ったのですが、現在は2024年なので来年で2000年になってから25年が経過しようとしているのですね。なので25年と区切りを付けているようです。2000年代で最も重要なカメラというように換言してもいいかもしれません。
そして、2000年頃はどうだったのかなと思って調べると、ニコンは1999年にNikon D1を発売していたので、ニコンやカメラ業界にとっては、いよいよ一眼レフでもデジタルカメラが一般的に普及していくようだという雰囲気の時代だったかもしれません。
そんなわけでニコンが選択したのはNikon Z 9でした。確かにNikon Z 9の登場は衝撃的でした。それはやっぱりメカシャッターがなくなったこと、そして完全にブラックアウトフリーのEVFがあったからですね。様々な工夫があり問題もいろいろあったと思いますが製品化にこぎ着けたのは凄いと思います。また比較的廉価であったことから人気機種になり、このこともニコンにとっては重要なカメラとして考えた理由と言えそうですね。
さらに「ドイツのニコンサービスサイトにZ 6IIIとZ 7IIIの文字 タイプミス??それとも・・・」ではニコンのサイトにZ 6IIIの記載があったことについて詳しくお伝えします。
(記事元)DPREVIEW
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コメント
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デジタル機(「機」は「期」に置き換えても)という括りであれば、
なんと言っても「D3」だと思う。即ちNIkon初のフルサイズデジタル機。
D4、D5、D6は、D3のマイナーチェンジみたいなもので、みんなその延長線上にある。
そして、Z9が初めての「フルモデルチェンジ」で、路線を変更したということ。
自動車だと、フルモデルチェンジで商業的に大失敗!という事例は多々あるが、
Nikonのフルモデルチェンジは、ひとまずうまくいったと言えると思う。