Nikon Z fのISO感度別ダイナミックレンジ
Nikon Z fのISO感度別ダイナミックレンジのデータを公開しました。Nikon Z fが持つダイナミックレンジを、同社の他モデルであるNikon Z 6IIとZ 7IIと比較しています。
Photons to PhotosがNikon Z fのISO別のダイナミックレンジを公開しています。
上記がISO感度別のNikon Z fのダイナミックレンジで、参考までにNikon Z 6IIとNikon Z 7IIのセンサーも重ねて表示させています。
説明するまでもなく、カメラにおけるダイナミックレンジとは、センサーが処理して再現できる信号の最大値と最小値の範囲のことで、ダイナミックレンジが広ければ広いほど、明暗差に強くなり、明るい部分も暗い部分も表現できるようになります。人間の美的な言葉を使うと表現豊かな写真が撮影することができると言えるのかもしれません。
ダイナミックレンジは基本的にISO感度が低いほど広く、ISO感度を高くすると、センサーの信号を増幅させるのでノイズが入りダイナミックレンジの幅が狭くなると言われています。
Nikon Z 6IIと全く同じ結果か
というわけで、上記のグラフをみると、Nikon Z fとNikon Z 6IIはまったく同じ重なりとなっていて、センサー性能的にはほぼ同じと考えることができそうですね。イメージプロセッサが異なるため、何らかの違いがあるのかと思ったら、特に変化はないようです。
まあ画質やノイズという観点からは、一般的なユーザにとってはもう満足できるレベルになってきているので、現状で十分なのかもしれませんね。
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(記事元)https://www.photonstophotos.net/Charts/PDR.htm#Nikon%20Z%20f



コメント
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この結果からはZ f は Z 6II と同じセンサーを使っているように見えますね。
他社の物を並べてみても同じような結果ですね。
ソニーが若干、低感度で不利なように見えます。
メーカーの味付け次第なのでイメージプロセッサでは変わらないと思います。
ダイナミックレンジを広げ過ぎる眠くなったり不自然になるのでこの辺が
落としどころなのかもしれません。
可能であればラチチュードを広げて欲しい。