EFマウント、EF-Mマウントもディスコンに?
キヤノンがEFマウントをディスコンにするかもしれない、その可能性が考えられるようです。
ユーザーにとっても、マウントが異なるとレンズの流用ができず、使い勝手が悪い。いずれのマウントも現在使用しているユーザーは無視できない。すぐにやめるわけにはいかないが、時間をかけて徐々に製品を整理し、最終的にはRFマウントに収れんさせていくことになるだろう。
3月発売のエントリーモデル「EOS R50」は、今後の主流、RFマウント。つまり、RFマウントの製品には、エントリーモデルであってもKissブランドは使用しない、というわけだ。キヤノンはまだ、Kissの終息を宣言していない。関係者は「もうしばらくはお付き合いください」と話し、当面は販売継続するとしている。ミラーレスのEOS Kiss M2、EOS Kiss MはEF-Mマウント、一眼レフのEOS Kiss X10iなどはEFマウントだ。徐々にフェードアウトさせるレンズマウントのエントリーモデルについて、今後、新製品を登場させることはないだろう。結果、Kissは消えることになるわけだ。
詳細な解説がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、現在、キヤノンはEFマウント、EF-Mマウント、RFマウントの製品を販売しており、それでは開発効率が悪いとしています。そのため、今後は、RFマウントに集約していく可能性が高いと指摘していますね。
そして、RFマウント以外のマウントやフォーマット、EF、EF-S、EF-Mについては、時間をかけてフェードアウトしていく可能性が高いとしています。
ですので、この記事ではEF、EF-Mのマウントは将来的には完全に終息し、RFマウントのみになっていく可能性が高いと指摘しています。
考えられなかったEF-Mディスコン
キヤノンがRFマウントを採用したEOS Rを発表したとき、APS-Cミラーレスカメラはどうなるのか?ということはかなり話題になっていました。多くの人は、RFマウントは口径が大きすぎるので小さなカメラを作ることができないため、EF-Mは残るのではないか?と考えていたのではないかと思います。
何しろキヤノンにとってEOS Kissブランドは絶対的なものだと思っていました。EOS Kiss M2は売れ筋カメラでしたのでKissブランドを手放すはずもないし、EF-Mも無くなるはずがないと思っていた人が多かったと思います。
しかし、キヤノンがAPS-CミラーレスのEOS R7を発表してから、次第に流れが変わってきました。RFマウントでAPS-Cセンサーのカメラを発売するはずがないと思っていた人もいましたが、実際に製品が発売されてしまいました。
このことからキヤノンにとってはマウント存続に関する聖域はないということが明らかになり、いまではまさかのEOS Kissブランドまでも手放すという信じられない状況になってしまっています。
将来的には一眼レフ、EF-Mも完全終了で、RFマウント製品のみになってしまうのでしょうか?今はその可能性が高いように思いますね。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/69863f37a274be8d7f92254978d59191df7e284a
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コメント
コメント一覧 (4件)
私も「『EOS Kiss』ブランドは続けるだろう」と思っていた者の1人です。こちらのサイトにも度々コメントしていましたが、大外れでした。記事にはドル箱とありますが、近年は薄利多売の面が強かったでしょうね。
EF-Mはまぁ、あるとしても消極的な維持程度だと思っていたのですが、厚み以外はKissM2以下なR50に性能を凝縮してお出しされると、おみそれしましたと言わざるを得ません。
Kissは終わり、RFマウントへの収束も確定したと言えるでしょう。終息宣言は出ずにフェードアウトだと思いますが……最後まで残るのはどの一眼レフでしょうね。
電子マウントは寿命があると言う事を理解しないと話が混乱するかもしれません。
しばらく前、キヤノンの技術屋さんがEFマウントは開発時に用意したプロトコルの
半分は使ってしまったとのこと。
まだRFマウントの発表前だったのでどうするのかと思っていました。
カメラの機能を増やし高機能を追求すれば仕方が無いのかもしれません。
なにしろEFマウントは50年近く前に作られた規格なので当時のボディ、レンズも
動作上サポートせねばならずもう限界なんでしょうね。
寿命があるとは言え当時のレンズを持っていますが新しいカメラで何の支障も無く
動作しますね。
EF-Mマウントに関する特許出願の傾向から当該規格はまだ新しいので
センサーサイズで分けて存続させると思っていました。
まだ終了と言っていませんが終わってしまう可能性は高いですね。
>EFマウントは50年近く前
EFマウントは40年近く前でした申しわけありません。
私はニコンユーザーなので、基本的にはキヤノンのことはあまりフォローしていませんが、それでもkissはママ・パパ御用達カメラの大ブランドであると認識しています。
以前、ニコンがD3000系とD5000系を終了させたときも、正直大丈夫かなと心配したのを思い出しました。しかし、時が経ってみるとニコンのカメラ部は確かに小さくなったのですが、キチンと利益が出せる状況になりつつあります。(データ上は)
正しいかどうかは判りませんが、例えばKiss1台売って2万円の利益が出たとすれば3台売れば6万円の利益です。ただ、この場合購入者は3名必要で合計6万円の利益ですが、例えば高級機種を1台売って10万円の利益となればその方が良いかもしれませんね。その1名を見つけることが出来ればと言うことですが。
思えば、スマホの衝撃がカメラ業界に与えた影響は計り知れず、今までKissを購入してくれた層がごっそり持って行かれてしまったんじゃ無いかと思います。
カメラは益々高くなる運命なんでしょうか。最近では、比較的古めの高級コンデジがものすごく高くなっているので驚いています。