キヤノンの空冷式カメラ冷却システムの特許
キヤノンが空冷式のカメラ冷却システムの特許を出願していることが明らかになりました。どのような特許なのでしょうか?
それではみてみましょう。
小型な内蔵冷却システム
さて、どのような仕組みでカメラを冷却しているのかみてみましょう。
まず特許にある図11はイメージセンサーやボディ内手ぶれ補正を実装した部品で、図12がイメージプロセッサなどを搭載したメインボードになります。そして、図321と図322は熱伝導体です。ただの鉄板なのか、中に気体や液体が入っているような特殊なものかは不明です。
この熱伝導体をイメージセンサーの背面や、イメージプロセッサの背面に沿わせる形で設置して熱を下に移動させ、図331のファンで冷却することで熱を冷ますというようなことを行っているようです。
ファンのケースは、おそらくこれがそのまま一種のヒートシンクを兼ねていて、ファンがケース内部に空気を取り入れることでケースごと冷却する仕組みになっているようです。
空気は図332のところから取り入れられ、図331のファンの上側から吸い込み、それを左下側を排気させ、たぶん数字の図333のところに排気口があってそこから排気される仕組みになっているのだろうと思いますね。
これだけみると仮に雨がふったときに中に水が入ってしまいそうですが、大丈夫なのですかね?本体とは完全に切り離されているようなのでファンが濡れても大丈夫なものだったら雨天でも利用可能ということなのでしょうか?
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