次に発表されるEOS R、言い換えれば予想される高解像度版EOS Rは2020年に発表されるだろうと見られている。
過去の情報筋はいつも高解像度EOS Rを2019年に向けて発表するだろうことを示唆していた。我々には今、2020年の前半に発表があるということを信じるに足る理由があり、恐らくそれは2020年の第一四半期にはすでに行われているだろう。
いま2020年には二つの大きなカメラ関連イベントがある。一つは日本で開催されるCP+で、2020年2月末に開催が予定されている。もう一つがフォトキナで、2020年5月の開催だ。直近の噂では、キヤノンの重要な発表が2月11日に予定されているかもしれないことを示唆している(それはCP+が開催される前だ)。
両方の高解像度カメラであるEOS RとEOS-1D X Mark IIIの発表が2020年の2月から5月の間にあることが予期されている。どのような場合でも、それは東京オリンピックの前だ。
そして、最近リークされた天体撮影用のEOS Rは?それについてはキヤノンがいつ発表を設定しているか明らかになっていない。しかし、すでに流出しているパンフレットがあるので、そう遠い将来ではないだろう。
(記事を一部意訳しています)
高解像度版EOS Rは2020年2月に発表?
噂によれば、予定されている高解像度版EOS Rが2020年の前半にも発表されるかもしれないそうです。さらに突っ込んだ情報として、2020年の2月上旬に何かしらのカメラの発表の場が設定されているかもしれないとされていて、そこで高解像度版のEOS Rが発表されるかもしれない可能性があるということのようですね。
[template id=”1378″]
EOS Rは低調なスタートか?
キヤノンはEOS Rと廉価フルサイズミラーレスのEOS RPを発表し、発売していますが、ランキングをみると残念ながら低調なスタートになっています。これまでデジタル一眼レフではキヤノンのシェアは圧倒的だったわけですが、その人たちがミラーレスを購入するのなら、同じキヤノンのEOS Rを購入するのだと思いますが、シェア的には残念ながらそれほど高いシェアを得ているとは言えないようです。これはたぶん既存のキヤノンの一眼レフユーザがミラーレスを買い控えているのではないのかな?と思います。
EOS Rについてですが、当初からニコンがZ6/Z7を発表したのに合わせて急遽発売されたのではないか?と言われていました。そのためボディ内手振れ補正がなく、さらに瞳AFについても発売当初から搭載されていましたが、その精度はソニー、ニコンと比較すると追尾性能が低いのではないか?と言われています。そのためユーザを引き留めるために、キヤノンは廉価なEOS RPを発売したという噂もありました。
また一部の海外のサイトでは、キヤノンはどうやらボディ内手振れ補正の実現に苦労しているのではないか?という噂もささやかれていますね。
もし高解像度版のEOS Rを発売するとして、他社と比較される以上、ボディ内手振れ補正の搭載は必須になると思われます。その技術に苦戦しているとしたら、何かしらの問題となっている難題を解決しなければならず、そのために時間がかかっていると考えることもできそうです。
恐らくですが、キヤノンはここまでミラーレス化が早くすすむとは考えておらず、かなり急場しのぎ的に本体を出しているという可能性も考えられそうです。
ニコン、キヤノンがまごつく間にソニーは確実にシェアを伸ばしており、うかうか出来ない状況になってきているといえそうですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
コメント
コメント一覧 (2件)
EOS Rが失敗かどうかは現時点では判りませんが、少なくともNikon Zと同様でSONYの勢いを止めるまでは行っていないのは確かだと思います。
やはり何と言ってもαシリーズには5年間のアドバンスがあるので、そう簡単には捉えきれないと思います。
ただ、今後の展開を見ていると、RもZも約2年ほどで望遠系を除く主要なレンズは出揃いそうですので、
その辺りから本格的な競争になるのでは無いかと予想しています。
一点キヤノンの失敗を上げるのならRPでしょうね。キヤノンは過去にAE-1という大衆一眼レフをヒットさせて勢いづいた事があります。性能はそこそこで、価格が安かった。RPもそれを狙った戦略的機種だったように推測しますが、バッテリーまで小型化した偽りの軽量化や手ぶれ補正の無いボディーなど、安かろう悪かろうで上位の売れ筋商品にはなっていないように思います。
このクラスのカメラを買おうと考えてるユーザーには、その辺は見抜かれるということを理解出来なかったのでしょうか?
キヤノンの最近出したkissX10や90Dは一眼レフにミラーレスの機能をそっくり移植していますし
M6mkⅡの機能を見る限り一部では暗所AF性能などソニー上級機を超えています。
キヤノンはショートフランジバックにミラーを組み込む特許を数年前に出しているので、実用化されれば
ミラーレスが良い一眼レフが良いとの論争も無くなるように思えます。
今の新製品(kissX10、90D)はその布石のように見えます。
キヤノンのボディ内手ぶれ補正は数年前からの特許を見る限りレンズとの協調型ですね。
単純なボディ内手ぶれ補正ではセンサが動くことによって対角線の片側はレンズの焦点位置に
近づき反対側は遠くなると言う問題が発生しますが協調型で影響を少なくするつもりかも知れません。
また別の特許では焦点位置からの距離が変化しないように手ぶれ補正動作時にセンサを湾曲させる
特許を出願しています。
どれが製品化されるか分かりませんが従来とは異なるボディ内手ぶれ補正が出てきそうです。
なお協調型はパナソニックが実用化していますね。
ニコンZシリーズはボディ内手ぶれ補正が搭載されていますが分解記事によるとソニーより小型で
作動範囲が小さいようで、上記欠点を考慮しているのかも知れませんし、
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctの事を考えればセンサの作動範囲を大きくしたくなかったと思います。
それでもソニー並の手振れ補正効果は実現できているようです。