キヤノンがコンデジ市場から撤退との観測
工場の閉鎖はキヤノンのコンパクトデジタルカメラや、50mm f/1.8のような廉価なEFマウントのレンズシリーズに、主な影響がある。
キヤノンは完全に民生用のデジタル今次口カメラ市場から撤退する可能性があり、そしてEFレンズの製造の終了もほぼ確実だとみられる。
ハイエンドの6000ドルのミラーレスカメラや、プロフェッショナルビデオレコーダーがキヤノンのカメラ事業を救うことができるかどうかは、まだわからない。
キヤノンは従業員の配置転換や民生用カメラに関連する部門の縮小を検討しているのは確かで、キヤノンの雇用を失うことがさらに進む可能性がある。
-EOSHDより
先日、キヤノンが主にデジカメやレンズを生産する中国工場から撤退するという報道がありました。具体的にはこちらのような内容になります。
この報道を受けて、キヤノンの中国工場は廉価なEFマウント用レンズや、コンパクトデジタルカメラを製造している工場だとして、市場が縮小しているのでキヤノンはコンデジ市場から完全に撤退する可能性があるのではないかと述べています。そして、EFレンズについても生産が確実に終了するようだとも述べていますね。
キヤノン コンデジ撤退可能性あるか
読んでみると、何かしらの情報があるのではなく、中国工場からデジカメ、レンズ生産を撤退するという報道から想像されることといった内容となっていて、確証があるわけではなさそうです。キヤノンのサイトをみると、アジア地域の生産工場として、台湾ではデジカメやEFレンズを、マレーシアではEF/RFレンズを生産しているとあります。なので中国から撤退といっても、必ずしもデジカメやEFレンズの生産から完全に手を引いたというわけではありません。
しかし、それでも大きな供給力を失ったことは事実です。OEM/ODM生産により安いコンデジを他社から調達したり、自動撮影するカメラやストラップ型のカメラなど特殊なカメラや、高級コンデジは自社で生産する可能性がありますが、これまでのすべてのラインナップを継続することはちょっと考えられないので、何かしらのカメラの間引きが行われる可能性は確かに高いのかなとも思いますね。
ちなみに、ニコンもほとんど廉価コンデジからは撤退している状況で、利益率の高いネオイチだけを販売しているような状況です。
スマホと仕様が重なるような廉価コンデジの先行きはもう長くないのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (4件)
キャノンのコンデジ撤退はさすがにないと思いますし、大げさな海外サイトだと思いましたが、それでも情報を上げてもらって、ありがとうございます。なぜかと言うと、最近のBCN関係記事やWEB店舗等で、若干ですが、IXYの存在感が下がったと感じたことがあった関係です。確かに廉価コンデジですしね。。。古い人間なので、個人的にはIXYがもし無くなると、ビックニュースです。
元記事に間違いがありますね。
EF50f1.8はマレーシア製です。
キヤノンは国内回帰を進めているようでその一環かもしれません。
販売数量が減少したことから国内工場に余裕が出来たとも考えられます。
またコロナ禍でサプライチェーンの問題もあり国内生産に重点を移している
事も考えられます。
IXYもそこそこ売れている様な気がします。
販売は止めないと思います。
EOS HDはR3のセンサーがソニー製だってガセネタを流し続けてすっかり信用を失ってしまったからなぁ。
キヤノンてまだ[IXY]売ってたんですね。
PowerShot ZOOMやPowerShot PICKなど[PowerShot]名を付けてきてたので[IXY]はスマホなどの台頭でとっくに無くなったのだと思ってました。
今[IXY]を買ってる人って何目的なのか逆に気になりますね。