新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。昨年は当サイトをご覧いただきありがとうございました。そして、引き続き本年も当サイトをよろしくお願い申し上げます。皆さんからいただくコメントが、新しい投稿のアイデアになったりすることも多く、非常に助かりました。また、私の足りない知識について補っていただくことも多く非常に感謝しています。
さて、新年の挨拶だけではちょっと記事として物足りないと思いますので、今年の見どころを見ていきたいと思います。
2022年のカメラ界隈の見どころ
キヤノンの真のフラッグシップモデル登場か
2021年にソニーがソニー初のフラッグシップモデルとなるα1を発売しました。そしてニコンが満を持して12月にNikon Z 9を発売しています。キヤノンも準フラッグシップモデルとなるEOS R3をほ発売していますが、キヤノン自身がEOS R3はフラッグシップモデルではないと明言しています。つまり、真のフラッグシップとなるEOS R1(仮称)がいつか発売されることになるわけですが、それが年内に登場するかどうかが見どころになると思います。
ニコンの普及機の後継機種は?
ニコンが満を持してNikon Z 9を発売し、入手は今から予約したとしても今年の10月以降になるとみられるほど人気になっています。これまでニコンはZ 9に注力していたことが予想されるわけですが、最新のセンサーとイメージプロセッサを利用するだろうと思われる、ニコンの普及価格帯のフルサイズミラーレス、Nikon Z 6IIやNikon Z 7IIの後継機種がどのような機種になるのか、発売はいつになるのか?といったことも、今年の見どころになると思いますね。
キヤノンのAPS-C戦略はどうなるのか?
キヤノンは現在、APS-C一眼レフと、APS-Cミラーレス、フルサイズミラーレスとすべて異なるマウントを採用しています。最近の噂ではRFマウントのAPS-Cミラーレスが発売される可能性があるのではないかと言われています。そうなると既存のEOS Kiss Mシリーズなどがどうなるのか?といったことも、今年には明らかになるのではないかと思います。EF-M継続なのか、ディスコンなのか、非常に気になるところですね。
ソニーのフルサイズ廉価機、APS-C機はどうなる?
キヤノンとニコンがフルサイズ市場へ参入したことで、ソニーが再びフルサイズに注力し始めているように感じています。ソニーはEマウントのAPS-Cミラーレスがあるわけですが、α6400やα6100は半導体不足の影響を受け受注を停止したり、そのまま生産を終了したりしてしまっています。
フルサイズで強いソニーですが、廉価なAPS-Cミラーレスではキヤノンの牙城を崩すことができていません。また廉価なフルサイズミラーレスはキヤノンのEOS RPが強くソニーにとっては死角となっている市場です。これまでの通り長期間発売することで旧モデルの価格を下げ、それによって廉価なミラーレス代わりとするのか、廉価なミラーレスを新商品として戦略的に投入してくるかどうかが見どころになると思います。
パナソニックはカメラ事業をどうするのか
パナソニックは起死回生を目指して参入したフルサイズ市場で存在感を示すことができていません。そしてマイクロフォーサーズでも、動画撮影用カメラとしての一定のニーズがあるようですが、ランキングの上位に入る機種は多くありません。
パナソニックは先日、事業部ごとに分社化して持ち株会社の傘下にするホールディングス制を採用し事業再編しています。この事業再編により、事業をそのまま切り離して他社に売却することが容易になったと言われています。このままカメラ事業が低調だとパナソニックがカメラ事業を他社に売却するといった可能性も考えられると言われていて、今年はそのあたりを見極める年になるかもしれません。
この他にも、シグマ、タムロンはZマウントやRFマウント用のレンズを発売するのかと言ったことや、ほぼ技術的に満足できるレベルになってしまっている富士フイルムの次の一手はどうなるのか、OMデジタルはフラッグシップモデルの新機種を投入するのかといったことも気になるところです。
半導体不足の影響もあり、なかなか先が読めない状況になっていますが、今年はカメラメーカにとって本当に大事な年になりそうなことは間違いないと思います。
皆さんは、この1年どのようなことに着目していますか?
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