Nikon Z 9の2本目のティザーの海外の反応
ニコンはまもなく発売予定のNikon Z 9ミラーレスカメラの2本目のティザー動画を公開した。
ユニークな3軸チルト背面液晶を見せている最初のティザー動画とは違い、この動画はカメラについて多くの新しい情報を確認することができないようだ。特にこのティザー動画はカメラの開発発表時に確認できていた30fpsで8k動画を録画する能力がある事を含む、Nikon Z 9の動画能力に注視している。それは一般的な30分制限を1時間以上を超えて録画できることを示している。
これでNikon Z 9のティザー動画はあと2回となった。次のティザー動画では、ニコンがもう少し情報を明らかにしてくれることに期待したい。
2本目のニコンのティザー動画が示唆していることは、ニコンのフラッグシップカメラが8k 30pで2時間まで録画できる能力があるということだ。これはとても素晴らしいことだが、そのためにはどれだけ高額なメモリカードが必要になるのかという疑問がある。
今回の動画は背面液晶と上部液晶がよく見え、カメラマンが正体不明のレンズを使用して野生動物を撮影している様子が映っているだけで、それ以上のことはよくわからない。我々が推測できることは、Nikon Z 9は8kで最大2時間の撮影ができるということだけだ。
ティザー広告は8kビデオを撮影できる能力があることが示されており、その背面液晶は4320 30pと1時間20分と表示されていた。しかし、Logで撮影できるのか、またはRAWで撮影できるのか、その圧縮率はどれぐらいになり、クロマサブサンプリングモデルを利用できるのかどうかも明らかになっていない。また8k録画は2時間が限界だとすると、4kではどの程度の長さを撮影できるのかという疑問が残る。
2本目のティザー動画は印象的ではなかったのか
海外のカメラ関係のサイトで、先日公開されたNikon Z 9の2本目のティザー動画についての話題が掲載されています。その動画はこちらからご覧いただけます。
この動画をみると、どうやら4320p(8k動画の垂直解像度)で 30fpsの撮影が可能だろうであることが示されています。そして、たまに差し込まれる背面液晶の動画をみると、その背面液晶の上部中央に録画時間らしい数字が記述されていることがわかります。そしてその数字から1時間20分ほど動画が撮影されているらしいことがわかります。
このことから、海外では8k 30pで2時間ほどの撮影ができることを示しているティザー動画ではないか?と考えているわけですね。そして、その8k動画が録画可能であることは開発発表時からわかっていたことで、その連続録画時間がわかっただけで、1本目のティザー動画よりも目を見張る内容のものは含まれていないと判断しているようです。逆に言うと、それだけ3軸チルトの印象が強かったといえそうです。
個人的には、とても暑そうな環境で、1時間以上も連続で8k動画が撮影できているので、かなり放熱性能が高く、これは他のカメラと比較して強みになるのかな?と思ったのですが、海外のサイトでは、この点についてあまり評価されていなかったことに驚きでした。
3本目のティザー動画については21日の発表が想像されるわけですが、次の動画がどのようなものになるのか楽しみですね。
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コメント
コメント一覧 (7件)
確かに2本目のインパクトは薄かったですね。
まあキヤノンR5のような数分限定の8k動画性能ではないことがわかったので一安心という感じでしょうか。
一つ思ったのが右手側の肩は肩液晶しかなく、しかもその肩液晶も右手側肩上面を広く使うD6のような肩液晶ではなく、Z 6/Z 7のような正方形くらいのサイズの肩液晶だったんですよね。
なぜD6のような広い肩液晶じゃないのか全容を早く知りたいですね。
R5の8Kは数分じゃなくて20分です。
ファームアップしてあれば、落ちるまでに25分くらい録画できる。
R5はファーム1.4.0で対応したNINJA V+と組み合わせることで、8K30P10bit ProRes RAWをオーバーヒート無し&30分制限回避で外部録画できるようです。
https://www.cinemagear.jp/entry/EOSR5/proresraw
画質は内部録画と遜色無いそうですし、追加投資20万もZ9よりは安価かもしれません。30分制限回避もファームの穴を突いたわけではなさそうです。
とはいえ、だからR5+NINJA V+が最高と言うつもりもないですが。Z9はまだ出てきてませんし。
それはそうと、8K動画だと1.5TBのSSDを1時間18分で使い切っちゃうんですね。
Z9が内部録画できるなら2TB以上のCFeが要りますが、1枚およそ10万……おっそろしいですね、ほんと。
パッと見の環境は暑そうですが、撮影者たちの服装や時間帯(朝か夕方?)を見る限りそれほど暑くはなさそうですよね。
8K30Pを80分以上というのは大きいですが、「8日も焦らしてこれ?」という印象は拭えないかもしれません。8K自体はわかっていたのはまさに仰るとおりですし。
あとは、現状のユーザー数が多いだろう静止画ではなく動画だったことでもトーンダウン感がありそうです。
右肩液晶脇の意味深なスペースは何でしょうね。
R3や1DX3のような光学式センサーが埋め込まれている、みたいな憶測も出てますが、今回の動画を見ると距離基準マークとZ9のロゴが見えるだけなんですよね。Z7などにあるスピーカーも見えません。
ボタンもダイヤルも各所にあるし、液晶もあのサイズで十分なのかもしれませんが、だからってそこにロゴ入れなくてもいいのでは?とは思いますね……
DPREVIEWが言っていることも分からなくもない。
確かに8Kで撮影は出来るが詳細は分からない。
8KでRAW撮影し内部記録できるのは今の所 EOS R5 のみ。
Z9 は筐体が大きいので余裕はありそうですしRAW撮影も
出来そうな気がします。
8Kと言ってもフォーマットでカメラに掛かる負荷が異なるので
そこを知りたいんでしょうね。
日本のサイトでもZ9の話題が盛り上がっていない。
次への動画の間隔が長すぎて、このティザー動画の戦略は失敗でしょう。
私のように多くの人が高価なZ9を買えない状況で、ニコンへの関心や期待を高めているとは言い難い。私的には、Z9への興味はくたびれもうけ という感覚で、新機種購入はニコンのレフ機にするか、やっぱりキャノンRシリーズにしようかな という感じです。
そうですね。開発発表は随分と前でしたので、今更ディザーで焦らしたところで待ち疲れを誘うだけのようにも思います。
これだったら、発売一週間前に1回目のディザー開始、その後順次公開、一週間後に店頭展示&販売開始ぐらいのペースでも良かったんじゃないでしょうか?