第1位 ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
第2位 シグマ 85mm F1.4 DG DN | Art (ソニーEマウント)
第3位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
第4位 タムロン 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD (ソニーEマウント)
第5位 ニコン NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
第6位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
第7位 タムロン 28-75mm F2.8 Di III RXD (ソニーEマウント)
第8位 キヤノン RF24-105mm F4L IS USM
第9位 ソニー FE 20mm F1.8 G
第10位 シグマ 85mm F1.4 DG DN | Art (Lマウント)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/d25c9fe6f191bbf5268e07b215ba9ef69d640996
Eマウントに取ってはいるニコンとキヤノンレンズ
CAPA CAMERA WEBがヨドバシカメラの売れ筋ランキングを公開しています。集計期間は2020年8月の下期となっています。解説を含む全文は記事元リンクからご覧ください。
ランキングによれば、ソニー用のレンズが相変わらず多くランクインしているものの、ニコンやキヤノンなどのレンズも多くランクインしていることがわかります。マウント別では、Eマウント用が4本、RFマウント用が3本、Zマウント用が2本、Lマウント用が1本で計10本です。メーカ別では、キヤノン3本、ニコン2本、タムロン2本、シグマ2本、ソニー1本で合計10本です。
8月上期のランキングではソニーEマウント用が8本もランクインしていたわけですが、そこからキヤノン、ニコンがランクインして少し盛り返している感じですよね。
ニコンとキヤノンのレンズだけ抜き出すとこんな感じのレンズが売れていることになります。
第1位 ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
第3位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
第5位 ニコン NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
第6位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
第8位 キヤノン RF24-105mm F4L IS USM
これをみると、いわゆる便利ズームと呼ばれるような高倍率ズーム、大三元レンズの一つとなるf/2.8通しの望遠ズームが売れているという傾向があることがわかります。ニコン、キヤノン用のネイティブレンズが多くランクインしているのは、ニコン、キヤノンユーザとしては嬉しいところだと思いますね。
売れるソニー用互換レンズ
ヨドバシカメラはカメラ専門館もあり、古くからカメラとの付き合いのある方々が購入するショップですので、一般的なランキングとは異なり、ハイアマチュア、プロフェッショナルユーザの動向が強く反映されたランキングになりがちです。なので、一般的なランキングとは少し異なるわけですが、それでもソニー用レンズが占めていたランキングにニコンとキヤノンが割り込むというのは、大きな出来事と言えるかもしれません。
そして、Eマウント用の互換レンズを販売しているシグマ、タムロンの製品が売れているというのも理解できますね。補正前提というレンズかもしれませんが、大口径を実現していて、性能的にもよく、低価格という評価のあるレンズが多く発売されています。
ソニーはEマウントの仕様を公開していますので、事実上、サードパーティ製のレンズであってもネイティブレンズと同じレンズで、完全な互換性が保証されています。なので、性能的に近い性能で価格が安ければソニー製以外のレンズを購入するというのは理解できるところですよね。ですが、そのぶんソニー製のネイティブレンズは売れなくなってしまうことはソニーとしては問題となるかもしれません。
その点、ニコン、キヤノンはネイティブレンズとして自社製レンズを発売していて、レンズが売れることでも利益が見込めるので、収益率的にはレンズの収益はかなり高くなるのだろうと思います。
なのでEマウント用レンズのシェアを他社に奪われてしまうというのは、長い目でみるとソニーにとっては重荷になる可能性もありそうです。そして、ニコンとキヤノンとしては、時間がかかるかもしれませんが、確実にレンズラインナップを広げていってソニーからシェア奪還を狙っているのだと思いますが、今後どうなるのか興味のあるところとなりますね。
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