1位 OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット シルバー(オリンパス)
2位 α6400 ダブルズームレンズキット ブラック ILCE-6400Y(B)(ソニー)
3位 EOS Kiss M ダブルズームキット ホワイト EOSKISSMWH-WZK(キヤノン)
4位 EOS Kiss M ダブルズームキット ブラック EOSKISSMBK-WZK(キヤノン)
5位 OLYMPUS PEN E-PL9 EZ ダブルズームキット ホワイト(オリンパス)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00173896-bcn-sci
E-M10が1位!
BCNがミラーレスカメラの実売台数ランキングを公開しています。集計期間は5月4日~10日までの1週間となっています。10位までのランキングは記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、今回の売れ筋ランキングでは1位がなんとOM-D E-M10 Mark IIIがランクインしています。結構売れていますね。価格.comの売れ筋ランキングでもミラーレスの5位にランクインしています。かなり売れていますが、それもそのはずで、価格がかなり下落してきていますね。価格.comによれば、E-M10 Mark III EZダブルズームキットの最安値は5万5695円と、発売時の初値の約半額となっています。エントリークラスのカメラではありますが、十分な性能で、さらにEVFがあり、ダブルズームで6万円を割る価格とあれば、売れるのも理解できるというものですね。やはり資本主義の社会では安価な製品のほうが売れます。
オリンパスでは、E-PL9も5位にランクインしていて、こちらも売れていますよね。こちらの最安値は5万1980円となっていて、まもなく5万円を割ろうかという価格にまで落ちています。こちらは小さなボディと、豊富なカラバリとかわいらしいデザインということで、恐らく女性に人気があるのだと思われますね。
他にはソニーのAPS-Cミラーレスが4機種、キヤノンのEOS Kissシリーズと定番の製品がランクインしています。
まとめるとセンサーサイズ別ではAPS-Cが7機種、マイクロフォーサーズが3機種、メーカ別ではソニー4機種、オリンパスとキヤノンが2機種、パナソニックと富士フイルムが1機種となっています。残念ながらニコンはランクインしませんでした。
非常事態宣言期間を含むランキングだが・・
このランキングの集計期間はゴールデンウィークの後半から始まる集計期間ですが、非常事態宣言を受けて外出、外食の自粛やテレワークを求められていた期間です。積極的に外出できない状況では、趣味の範囲に入ることが多いカメラについては、どうしても購入しようという動機が少なくなってしまいますよね。
そのため、カメラ専門店では、かなり趣味性の強いカメラが上位にランクインするなど、かなり特殊なランキングとなっていました(参考 マップカメラ 4月販売ランキング Fuji4機種絶好調 ニコン0機種の衝撃)。マップカメラのランキングは、マップカメラはカメラ専門店ですのでカメラを趣味としている人の割合が高く、いわゆるカメラの玄人が多く購入しているショップと考えることができます。なので、マップカメラのランキングで趣味性の強いカメラや尖ったカメラ、高いカメラが上位にランクインするのも理解できるという感じがします。
ですが今回のランキングは、全国の主要家電量販店などの実売データを集計したもので、いわゆるエントリークラスを購入するような人の割合が多くなっています。そのランキングでは、低価格のカメラのほうが売れているというわけで、一般的にはやはり自粛を求められた期間でも低価格のカメラのほうが売れていたんだなということがわかりました。
カメラの販売台数は、新型コロナウィルスの影響で前年の約4分の1ほどまで減っているようです。そして今の時期にカメラを購入する人は、不要不急の外出を控えることを求められる状況でもカメラを購入した、カメラに関する玄人の人が多いのかな?と思っていました。ですが、ランキングをみると上位には安価な製品が数多くランクインしているということで、やはり実際に尖ったカメラや高いカメラを購入する人の割合はかなり少なく、安いカメラのほうが売れるんだなという印象を強く感じました。
そしてニコン製品はランクインしていないわけですが、これはやはり廉価なミラーレスを発売していないことが最大の理由だと思いますね。カメラの入り口となる廉価なエントリークラスというのは、マウント縛りがある限りやはり重要なのかな?と感じます。ニコンのエントリークラスミラーレスの発売はあるのでしょうか?気になりますね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
ニコンはこの先どうするんでしょうかね。
Z50は良いカメラですが、大手量販店では他社のダブルレンズキットのミラーレスが8万円以下の価格となっており、キャッシュバックが終わった今、どうもZ50はこれらのカメラとは価格的に太刀打ちできないのかなと思っています。
Z30(仮称:ファインダーレス・ミラーレス)の登場が望まれますね。35/1.8(換算50mm)と今の標準キットレンズのダブルレンズキットで8万円以下だとヒットするんじゃないんでしょうか。
また、Zレンズ、Z8(恐らくα7R Ⅳとの兄弟センサーで6000万画素相当)も可能な限り早く出す必要があるでしょう。
ニコンでなければいけないという理由が殆どないので厳しいでしょうね。
過去の栄光にすがる経営者を変えなければニコンは変わらないでしょう。