デジカメ売れ筋ランキング
1 キヤノン EOS Kiss M2 ダブルズームキット ブラック
BCN
2 キヤノン EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック
3 キヤノン EOS Kiss M2 ダブルズームキット ホワイト
4 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
5 キヤノン EOS Kiss X10i ダブルズームキット
6 ソニー α6100 ダブルズームレンズキット ブラック
7 キヤノン EOS RP ボディー ブラック
8 オリンパス OLYMPUS PEN E-PL10 EZ ダブルズームキット ホワイト
9 ソニー α7S III ボディ
10 キヤノン EOS Kiss X10 EF-S18-55 IS STM レンズキット ブラック
BCNがデジカメの売れ筋ランキングを公開しています。集計期間は4月18日~24日の1週間となっています。ランキングは50位までありますので、すべてのランキングは記事元リンクからご覧ください。なお、このページは動的に更新されるので、閲覧するタイミングで異なる期間のランキングが表示されている可能性がありますので、注意してください。
今回のランキングをみると、もうキヤノンが圧勝というランキングになっているのがわかりますね。ここまでキヤノン製品がランキングのTOP10に入るのは珍しいのではないのかなと思います。TOP10にランクインしているキヤノン製品は、多くがAPS-C一眼レフやミラーレス、廉価なEOS RPということで比較的価格が安い製品がランクインしていることがわかります。
特にBCNのランキングはカメラ専門店のランキングとは異なり、初めてカメラを購入する人や、カメラを使用する頻度がさほど高くない人の割合が多いランキングですので、そのランキングでEOS RPがランクインするというのは、すごいなと思いますね。ソニーのα7S IIIも人気ですが、こちらは動画撮影目的での購入者が多いと思います。これもすごいのですが、それだけ動画撮影目的のミラーレスカメラの購入が多くなっているのだろうと思いますね。
EOS RPが上位にランクインしているのは、現在の価格がものすごく安い価格になっているということと、EOS RPのキャッシュバックキャンペーンがまもなく終了することに関係しているのかもしれません。
最近特に強いキヤノン製品
それでは、これまでのランキングの推移をみてみます。
これをみると、ほとんど上位は固定されていることがわかりますよね。キヤノン製品が上位を占めていて、それにソニー、オリンパスの製品が続いているというような状況です。
これはソニーの廉価なAPS-Cミラーレスが半導体不足なので供給が足りていないことも理由の一つだと思いますが、キヤノン以外のメーカが廉価なカメラを製造しなくなっているのも原因の一つだと思います。
まず、ニコンは廉価な一眼レフから撤退してしまいました。一眼レフを製造しているのはキヤノン、ペンタックスぐらいで、この中から選択するとしたらブランドイメージの高いキヤノン製品が売れるのは当然の結果だと思います。
また廉価なミラーレスに関しては、ニコンは廉価なミラーレスを製造していませんし、ソニーもどちらかというと高級機種に的を絞っている印象です。さらに供給不足と併せて、廉価なAPS-Cミラーレスを購入しようとすると、自動的にキヤノン製品になってしまいます。
APS-C以外ではオリンパス、パナソニックも廉価なマイクロフォーサーズ機を市場に投入していますが、Kissのブランドが強すぎるのか、キヤノンのブランドが強すぎるのかわかりませんが、キヤノンのシェアを崩すまでには至っていません。
高価格のフルサイズセンサーを搭載したミラーレスでは、ニコン、キヤノン、ソニーと各社で争っている状況ですが、APS-Cなどの廉価機では、このままキヤノンがシェアを完全に奪い取ってしまう可能性もあるのかなと思う状況です。
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コメント
コメント一覧 (1件)
BCNではダブルズームキットが人気で、これを10万ちょっとで買えてしまうKissM2(やα6100)がやはり売れるんですねぇ。
これが初代から30年近く脈々と続けてきたEOS Kissブランドの強さ……
EF-M、レンズはもちろんボディもKissM2は先代のファームアップ版みたいなものなのでなかなかの放置ぶりですが、主要顧客向けにはもう十分なんでしょうね。
エンジンをDIGIC Xに載せ替えて人AF強化&犬猫AF対応のKissM3が出たら「完成」という感がありますが、RFとの関係をどうするのか……