2021年に最も売れたレンズは何か?
データ集計期間 : 2021年1月1日~12月31日
第1位 シグマ 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary (Eマウント)
-CAPA CAMERA WEBより
第2位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
第3位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Eマウント)
第4位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
第5位 シグマ 24-70mm F2.8 DG DN | Art (Eマウント)
第6位 ソニー FE 20mm F1.8 G
第7位 ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
第8位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
第9位 キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM
第10位 ソニー FE 35mm F1.4 GM
ヨドバシカメラの2021年の売れ筋交換レンズランキングが発表されています。集計期間は2021年1月1日~12月31日までの1年間です。ランキングは20位までありますので、すべてのランキングは記事元リンクからご覧ください。
さて、ランキングをみてみます。内容的には、やはり定番の人気レンズが上位にランクインしていることがわかりますね。定番レンズとしては、f/2.8通しの、いわゆる大三元と呼ばれるレンズの標準ズーム、望遠ズームが各社、各メーカとも上位にランクインしているのがわかります。
それに続いて、高倍率ズーム、便利ズームが数多くランクインしているのが印象的です。
メーカ別では、ソニー用の交換レンズが強いですね。ランクインしている10本のうち6本がソニー用、キヤノン用が3本でニコン用としては1本がランクインしています。
カメラが売れるとレンズが売れるの法則
交換レンズが売れるためには、当然ですが本体が売れていなければなりません。その事から考えると、ソニーのフルサイズミラーレスが圧倒的に売れていて、そしてこの結果になっていると思います。キヤノンのレンズがランクインしているのも、キヤノンがEOS R5、EOS R6を発売して上位にランクインしていることが大きいと思いますね。
逆に、Nikon Z 9の発売まで新製品を発売していなかったニコンのレンズがランクインしていないのも当然という感じがします。
ニコンはNikon Z 9を発売したことで存在感を増してきていますし、今後はZ 6IIやZ 7IIの後継機種も発売されるでしょうから、普及機でもはやくソニーやキヤノンに並ぶ必要があるのではないかと思います。
逆にソニーとしては、ここまでフルサイズでシェアを握れるぐらいになったのであれば、マウント仕様を公開しないほうがソニーの利益になったのではないかと思っているかもしれません。もちろんシグマやタムロンがソニー用のレンズを発売していなければ、ここまでのシェアは得られなかった可能性もありますが、隣の芝は青く見えるものです。
ここ数年でドラスティックにシェアが変わってきていますが、今年はどうなるのでしょうか?また今年1年の動向がきになります。
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (2件)
Eマウント用はシグマ/タムロンが強い印象ですがソニー純正もしっかり売れていて強いですね。
サードがたくさん入ってきてる中で売れてるソニーより存在感の薄いキヤノン以外のメイカーは本当に頑張らないといけませんね。
キヤノン以外のメイカーはソニーよりは売らないと、特にニコン/パナはどうしてキヤノンと差がついたのか、ニコン/パナもキヤノンのようになれるチャンスはあったはずなんですよね。
ニコンはまだチャンスはありそうですが他のメイカーはランキングに全然姿を見せなくなっていて大丈夫でしょうか。
第10位を除き全部持っているので人気で売れるのもうなずけます。
TAMRON、SIGMAは一眼レフカメラ用レンズが売れなくなり、ミラーレスもほぼEマウント用だけだとキツイでしょうから、早くRFマウントに参入して欲しいです。