ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン
第1位 ソニー α7 III ボディ
第2位 キヤノン EOS R6 ボディ
第3位 キヤノン EOS R5 ボディ
第4位 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
第5位 ソニー FX3 ボディ
第6位 ソニー α7C ズームレンズキット
第7位 ニコン Z 50 ダブルズームキット
第8位 キヤノン EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット
第9位 ソニー α7 III レンズキット
第10位 ソニー α7C ボディ-CAPA CAMERA WEBより
ヨドバシカメラの売れ筋ベストテンが公開されています。今回のランキングの集計期間は2021年12月1日~12月15日となっています。
ランキングをみるとキヤノン製品が好調で上位にランクインしていることがわかります。廉価なEOS RPから普及機であるEOS R6、ハイスペックなEOS R5とまんべんなくランクインしていて、それぞれユーザのニーズを掴んでいることがわかりますね。
ただ、個人的に思うのは、どうやら比較的に入手しやすいカメラがランキング上位に入っている可能性が高いのではないかと思います。
先日、人気上位の製品について、価格.comの販売ショップ数を調べた記事を掲載しました。
この状況をみると、理由はよく分かりませんが、部品の内製率が高いのか、キヤノン製品は比較的供給が潤沢で購入しやすい状況にあることがわかります。逆にソニー製品は人気製品の多くで在庫がない状況になっています。
恐らく、この状況を反映する形でキヤノン製品が上位にランクインしている可能性が高いのではないかと思います。このような状況ならニコン製品が上位にランクインしていてもおかしくないのでは?とも思うのですが、実はNikon Z 6IIとNikon Z 7IIも最近は供給不足になっていて、販売しているショップが激減してきています。そのためニコン製品もソニーと同様にランキングを下げているのではないかと思います。このあたりは、いずれ記事にしたいと思います。
ランキングの推移
9月からのヨドバシカメラの売れ筋ランキングの推移をグラフで表示してみます。画像タップで拡大します。
このように、これまで人気だったα7Cは供給不足を受けてランキングが下がってきているのと同時に、キヤノン製品が上位にランクインしてきている様子がわかります。
キヤノンに関してはEOS RPが11月後半から12月前半にかけてランキングが急上昇しているわけですが、これは恐らくキヤノンが実施しているキャッシュバックキャンペーンが影響していると思います。キャンペーンは2021年11月19日~2022年1月11日までで、EOS R6、EOS RP、EOS Kiss M2が対象です。EOS RPでは便利ズームキットが2万5000円のキャッシュバックですので、ハイエンドAPS-Cミラーレスより安く購入できる価格になっているので、ランキングで上位に入るのもわかります。
ニコン製品で唯一ランクインしているのはZ 50ですが、売れ筋の商品で在庫があるのはZ 50しかないので、このような状況になるのも仕方がないのかなと思いますね。
半導体不足によってランキングがかなり変動しているような状況で、予想がつきません。いつになったら落ち着くのか、買いたいカメラも購入できない状況はちょっと心配です。
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