新たにキヤノンEFレンズがディスコン入り
先日、キヤノンのEFレンズ(フルサイズ一眼レフ用レンズ)の販売状況について確認しましたが、その後、さらに数本のレンズがディスコン入りしていることが明らかになりました。
ちなみに、前回では以下のレンズがディスコン入りとなっていました。これらのリストと現在の「在庫僅少」となっているレンズの差分を求めれば、新たにディスコン入りしたレンズがわかります。
■ ズームレンズ
・EF24-70mm F4L IS USM
・EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
・EF70-200mm F2.8L IS II USM
・EF70-200mm F4L IS USM
・EF70-300mm F4-5.6L IS USM■ 単焦点レンズ
・EF14mm F2.8L II USM
・EF20mm F2.8 USM
・EF24mm F2.8 IS USM
・EF28mm F2.8 IS USM
・EF40mm F2.8 STM
・EF85mm F1.2L II USM
・EF200mm F2L IS USM
・EF300mm F4L IS USM
・EF100mm F2.8 マクロ USM※ 2021/12/16 在庫僅少表示なく終売になったレンズがったようです。
ディスコン入りしたレンズに下記のレンズも含みます。
お詫びして追加いたします。情報ありがとうございました。・EF35mm F2 IS USM
・EF135mm F2L USM
今回新たにディスコン入りしたレンズ
早速、それらの状況を調べると新たに追加されたレンズは以下のようになっています。
EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
EF70-200mm F2.8L USM
EF400mm F4 DO IS II USM
EF800mm F5.6L IS USM
それぞれのレンズについてみてみます。まずはEF70-200mmとEF400mmは価格や開放f値は異なりますが、同じ焦点距離のレンズがあるので代替可能なレンズがあります。しかし28-300mmについては唯一の超高倍率ズームで、代替となるレンズはありません。またEF800mについても同じ焦点距離のレンズはなく代替レンズがない状況です。
特にEF800mmなどは、他に代替できるレンズがないですし、スポーツ撮影や野鳥の撮影などで必要な人もいると思うので、これがディスコンになっているのはちょっと驚きました。しかし、このようなレンズを購入する人はプロフェッショナルな方々で、すでに欲しいレンズについては手に入れているだろうことを考えると、もともと需要が少なく仕方がない状況なのでしょうね。
ちなみに、今後は続々と望遠/超望遠単焦点レンズがRFレンズとして発売されるだろうことと、800mmがディスコン入りしたことを合わせて考えると、今後、カメラとレンズを揃えようと思う人は、プロフェッショナル用途でも、もうEOS-1D Xシリーズではなくミラーレスを購入する必要があることになるので、キヤノンの一眼レフも結構厳しい状況にあるのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (3件)
ボディだとEOS M6 IIが在庫僅少になってるのが気になりました。
EOS MボディはKiss M2とM200でやってくのでしょうか。
それともM6 IIIが出るのか?はたまた噂のギンバル一体型のようなボディのVlog機種が出るのか?いやEOS Mシステムの縮小か?
キヤノンも色々と整理が進んでいるようですね。
EO70-200mm F2.8L USMとEF800mm F5.6L IS USMは、10月時点で在庫僅少でした。
https://web.archive.org/web/20211021184359/https://cweb.canon.jp/ef/lineup/
また、前回記事にもコメントいたしましたが、EF35mm F2 IS USMとEF135mm F2L USMが、完了製品扱いとなり在庫僅少を経ずにリストから消えています。
お手数でなければ追記いただければ幸いです。
いずれ、EFレンズ縮小の流れは決定的ですね……
情報ありがとうございます。
早速、ディスコンになったレンズの一覧に追加させていただきました。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。