Nikon Zマウント用レンズを6本発売
Viltroxが6本のZマウント用オートフォーカスミラーレスレンズを北京の中国国際写真展覧会で展示した。これが新しいレンズの一覧と画像だ。
中国のレンズメーカであるViltroxが中国で開催されている写真に関する機器の展示会で、Zマウント用レンズ6本を展示していることが明らかになったようです。上記のレンズはすでにViltroxから発売されている20mm f/1.8です。
展示されているのはフルサイズミラーレス用単焦点レンズ3本と、APS-Cミラーレス用単焦点レンズの3本です。具体的には以下のようなリストになるようです。
■フルサイズ用
・Viltrox AF 24mm f/1.8 Z
・Viltrox AF 35mm f/1.8 Z
・Viltrox AF 50mm f/1.8 Z■APS-C用
・Viltrox AF 23mm f/1.4 Z
・Viltrox AF 33mm f/1.4 Z
・Viltrox AF 56mm f/1.4 Z
そして、現在発売されているレンズが以下の2本です。
・Viltrox AF 20mm f/1.8 Z フルサイズ用 399ドル
・Viltrox AF 85mm f/1.8 Z フルサイズ用 399ドル
オートフォーカスが可能な中華レンズ
国内メーカからZマウント用のオートフォーカスレンズが発売されていない状況ですが、海外のメーカは意欲的で、すでにマウント仕様を解析してオートフォーカス可能なレンズを発売してきているようですね。
これでViltroxからのレンズは計8本になるようで、このうちフルサイズ用のZマウントレンズは大口径で、しかも多くの焦点距離をカバーしているので、廉価な製品を購入したい人は検討してみるといいかもしれません。ちなみに、たぶんどのレンズも400ドル以下になると思いますので、記事執筆時点の為替レートで換算すると、レンズ価格は約4万4000円ほどの価格になると思います。
最近は中華レンズもかなり性能が向上していますし、レビューをみるとレンズの鏡筒などの品質も高いようです。しかしちょっと不安もあるので、できれば実際に触って確かめてみたいですよね。
たぶん海外メーカから普通にAFレンズがでているということは、意外と簡単にZマウントのレンズとの通信に関する仕様は解明できるものなのでしょうか?それともあまり複雑なことはできず、最低限の機能しか実現していないのでしょうか。少し気になります。
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コメント
コメント一覧 (3件)
素人発想ですがサードパーティー製Zマウントレンズは特許侵害にならないんですかね?
AF レンズの互換品は純正レンズに組み込まれているファームウェアを解析すると
違反行為となるので自前で同じ動作をするファームウェアを作ることになります。
想定されるすべての撮影条件で同じ動作をしなければならないのでファームウェアの
開発には多少の時間を要します。
シグマ、タムロンがすぐ発売できないのはその辺の事情と考えられます。
早く出せたとしたら Z マウントと言うより Fマウントレンズを Zマウントカメラに取り付ける
マウントアダプターの互換品を応用したかも知れません。
軟弱なので(勝手言いますが)、ズームを出してもらわないと魅力的にはうつらないのですが、やはりズームは難しいのでしょうか。マクロレンズがあれば、少し考える余地も出てきそうですが。。。 手振れ補正や価格差他もあり、一眼レフ時代に比べれば、ミラーレス他社製のレンズは若干魅力が薄れた感もありましたが、最近のタムロンのEマウント向けズームは魅力的に思えます。APS-C向けもそうで、ことによってはα6400の優勢はこの辺りに原因があったりもするのでしょうか。