SIGMA fp Lには6000万画素のジグザグピクセルセンサーを搭載か
MirrorlessRumorsがSIGMA fp Lの噂について報告しています。
読者の一人が(ありがとう!)、シグマのサーバーのFP-Lの画像のフォルダを見つけた。これがEXIFのスクリーンショットと、サンプル画像の一部だ。
これが示すことは、確実に新しいカメラには、1週間前に記述した新しい6020万画素センサーが搭載されているということだ。
SIGMA fp Lは、Foveon X3センサーの代わりに、ソニーセミコンダクターのIMX513BQRと名付けられた有効画素6075万画素の特別な画素のセンサーを利用している。3000万画素の出力モードでは、Fobveon X3センサーと同等の画像品質でフルサンプリングすることができる。1億2000万画素の出力モードでは、fp Lはフルサイズの静止画撮影で世界で最高解像度を出力する。
記事によれば、シグマのサーバにSIGMA fp Lで撮影した画像を保存したディレクトリ(フォルダ)がみつかり、その画像のEXIFを調べたところ、SIGMA fp Lに採用されているセンサーの画素数が約6020万画素のセンサーであることがわかったとしています。
これは情報セキュリティ界隈ではディレクトリトラバーサル(の亜種)と呼ばれるハッキング手法で、ブラウザに表示されているURLを削っていって、一つずつディレクトリの内容を眺めてみたり、類推したディレクトリをURLに追加することで、そのディレクトリ内容をみてしまおうという手法です。
その発見した新しいディレクトリの中にSIGMA fp Lで撮影した画像があることがわかり、その画像のEXIFデータからその画像の解像度がわかったため、SIGMA fp Lに搭載されるセンサーの画素数を想像することができたということになっています。
IMX513BQRセンサーを搭載か?
ソニーのIMX513BQRは、すこし前にジグザグなピクセル配置を特徴としているセンサーとして、ネット界隈でちょっと話題になりました。
具体的には以下のようなセンサーになります(画像クリックで拡大します)。
・35mmフルサイズCMOSセンサー
・45度回転されたスクエア型ピクセルアレイ
・有効6123万画素
・静止画モードで15.27コマ/秒
・民生用のデジカメ向けとして設計されたセンサー
・裏面照射型
・全画素読み出しの4k動画出力
この45度回転されたスクエア型ピクセルアレイというところが、ジグザグ配置を特徴するということに所以となっています。
まずジグザグについてですが、従来のカラーフィルターとは異なり、以下のような配列になっているようです。
このような配列にすると、同じ色の画素が隣り合っていることになるので、隣り合う画素を一つの画素として扱うことができるので、低ノイズ、広ダイナミックレンジを実現することができ、さらに偽色を少なくすることが可能だとされています。
そして45度回転された四角形(スクエア)アレイというのは、どのような意味なのでしょうか?
上記は今回のセンサーとは無関係のセンサーに関するイメージ画像ですが、ひょっとしたら、これまで四角形または円形であったそれぞれの画素(上記の画像の左側のイメージ)を、四角形にして45度傾けることで隙間を埋めることができ(右側のイメージ)、より1画素あたりの受光面積を増やすことができるというような意味なのでしょうか?
いずれにせよ、多分ですが、本来はFoveonセンサーでこのSIGMA fp Lを発売しようとしていたものを、ソニー製のセンサーに載せ替えて、かなり高解像度のセンサーを搭載し代替しようとしているのかな?という印象です。
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コメント
コメント一覧 (1件)
シグマさん情報がダダ漏れですね。サーバーの未公開コンテンツには鍵かけた方がいいと思うけど。