キヤノンの交換レンズにタッチパネルを搭載する特許
キヤノンが新しい特許を出願していたことが明らかになっています。
-特許
特許によれば、交換レンズに画像の1211のような円形のタッチパネルを搭載し、それによって様々な操作を行うとしています。例えば、上下方向に動かすことでレンズのフォーカスを変更させたり、ズーム操作を行うことができるような特許となっているようです。
そして、1220のようなボタンがあり、このボタンを押すことで、タッチパネルの機能を切り替えることができるようです。例えば、あるときはフォーカスリングの役割をして、あるときはズームリングの役割をするように切り替えることができるような仕組みになっているようですね。
より素早いフォーカスができるように、タッチパネルの円周の部分をタッチしているときには早い速度でフォーカスし、真ん中部分をタッチしているときには遅い速度でフォーカスするといったことも考えられているようです。
この仕組みがあれば、このタッチパネルだけで、ズーム、絞り、フォーカスの機能を実装できるので、特定の場面では便利に利用できそうですよね。
ズームに関してはパワーズームは、ズームに時間がかかるから嫌いという人もいますが、動画撮影用途と考えると、一定の速度でズームしてくれる機能は撮影手法として便利に利用できるかもしれません。
ただ、この特許は、審査請求が「未請求」になっていて、既知の発明であることを告知するための防衛目的として出願されている可能性が高いので、実際に発売される可能性は低いのかな?と思います。
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