これは2020年3月に公開した噂を更新したものだ。ネット上にの浮上した最新の噂によれば、キヤノンはEOS R1の開発発表を2021年末に行うようだ。すべて順調にスケジュールが進んだ場合、EOS R1の公式発表は2022年の第一四半期になるだろう。
(記事を一部引用しています)
キヤノンEOS R1の噂
NewCameraがEOS R1についての噂を掲載しています。画像はEOS-1D X Mark IIIです。
記事によれば、EOS R1の開発発表が2021年の年末に行われ、正式発表が2022年の第一四半期にあるだろうとしています。2021年の年末というと来年の年末か・・と思ったのですが、もう年明けしていますので、今年の年末ということになりますね。なので、正式発表は来年の今頃の時期ということになる可能性があるようです。
EOS R1といえば、キヤノンのスポーツ撮影向きのプロフェッショナル用カメラであるEOS-1D Xのミラーレスバージョンと言われています。当初は延期された東京オリンピックが開催される頃にでるかでないかぐらいの噂が多かったです。今回の噂が正しければですが、少し延期されて今年の年末に開発発表が行われる可能性がでてきているようですね。
動く被写体にも対応しているキヤノン製品
スポーツ撮影向けのモデルというと、動く人物を撮影することも多いので、被写体の追尾性能が気になるところです。ですが、EOS R5/R6のAF性能に関するレビューをみると、動く被写体にも十分にフォーカスをあてることができるので、スポーツ撮影でも十分ではないか?という評価も多いようですね。逆にニコンのNikon Z 6/Z 7などは、Nikon D6などと比較しても被写体の追尾性能が弱いのではないか?と言われています。
たぶんニコン製品で動体を撮影するときに多くの人が利用していると思われる3Dトラッキングですが、こちらはRGBセンサーを利用して、被写体の色調を認識し、その色調の動きを追うことでフォーカスを合わせるような処理を行っています。
ですがミラーレスとなると画像認識技術のようなものを応用して被写体を認識し、フォーカスを合わせるような処理が必要になります。なのでキヤノンのミラーレスでは、画像認識による被写体の判別能力がかなり優秀なのではないか?と考えることができそうです。今でもかなり優秀そうですので、そのままその技術をEOS R1に持ち込めば、ある程度の性能が実現できそうなので楽しみではありますね。
そして、もし噂が事実ならですが、残念ながら延期されたオリンピックにも間に合わないということになってしまいそうです。まあ、もし仮に東京オリンピックが開催されればという前提の話にはなりますが、もはや実質的に東京オリンピックの開催は不可能だと思いますので、わざわざオリンピックに合わせる必要もないのかもしれません。
ただ、今回の情報は情報源が記述されていないので、どのような噂なのかはよくわからず、そのまま真に受けないようが良さそうです。他のサイトからの情報を待ちたいと思います。
(記事元)http://thenewcamera.com/canon-eos-r1-development-announcement-in-q4-of-2021/
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コメント
コメント一覧 (1件)
ミラーレスになってセンサーが画像を読み取るごとに画像を処理してフォーカスや露出の処理など行うようになっているので、完全に画像処理エンジンの性能依存になった。画像エンジンは1世代で性能10倍以上の向上が普通なので新しく作れば単純に性能が向上する。しかし新エンジンの開発はかなり予算がかかるので次をいつやるか次第。キヤノンは2年ごと更新を続けて去年新しく出したので今年はなし。ニコンは予算削減の影響か2年周期をやめたようなので、今年出るのを期待しましょう。ソニーはどうでしょうBIONZ XRがBIONZ Xのデュアル構成のように一時しのぎになっているならα9に合わせて新しいエンジンが期待できそうですけど。