さて今回@choco_bit氏は背面に4つレンズがあるデバイスを投稿しつつ、次のような予想を述べています。
・広角レンズ:6400万画素、1倍光学ズームおよび6倍デジタルズーム
・望遠レンズ:4000万画素、3~5倍の光学ズームと15~20倍のデジタルズーム
・アナモルフィックレンズ(動画のワイドスクリーン撮影用に用いられるレンズ):6400万画素(縦横比2.1:1)
・超広角レンズ:4000万画素、0.25倍
・LiDAR 4.0(記事を一部引用しています)
iPhone13は4眼カメラを搭載か
engadgetがiPhone13の噂について報告しています。画像はiPhone11Proです。
iPhone12がまだ発表されていない状況ですが、もうiPhone13に関する噂がでてきています。その噂によればiPhone13は4眼カメラを搭載するということです。4つもカメラ(レンズ)が搭載されているってすごいですね。
カメラの内訳ですが、まずは最近のカメラでは当たり前の超広角、広角、望遠の3つのカメラです。最も汎用性の高い広角単焦点と、望遠域の望遠ズームの組み合わせになっているようです。スマホにもいよいよ光学ズームが当たり前になっていくのですね。コンデジの優位性がさらに低下していきそうです。そして、さらに広角で撮影したいというニーズに応える超広角レンズも搭載されるようですね。以前、スマホでは撮影できない画角としてGoProなどのアクションカムが人気がでていたことがありましたが、それをカバーすることができるレンズになります。
そして恐らく4k動画撮影用のアナモルフィックレンズも搭載されるとしています。アナモルフィックレンズは画像の横方向を圧縮して表示させるレンズです。通常のイメージセンサーで撮れる画像は4:3の比率ですが、その横方向の画像を圧縮して撮影し、表示時に横方向に伸張させることで擬似的にワイド表示ができるというものです。
このアナモルフィックレンズの画素数は6400万画素ということですので、たぶん2880×2160ピクセル程度(約6200万画素)のセンサーを搭載し、それを伸張させることで4096×2160ピクセル程度の4k動画を撮影できるようなカメラになるのではないのかな?と思いますね。
LiDARも搭載される?
噂ではiPhone13にはLiDARスキャナーも搭載されるとしています。このLiDARはカメラを向けた方向に光を照射し、跳ね返ってくる光の到達時間を計測することで、空間認識を行うことができるセンサーのことです。現時点ではLiDARはカメラの機能として利用されてはいないようですが、将来的にLiDARを利用して撮影された画像を処理するというようなことも可能になるかもしれないとされています。
例えば、LiDARを利用すれば、それぞれの被写体や背景までの距離について3D的にスマホが把握できる可能性があります。被写体までの距離がわかれば、それぞれのボケ量も計算できるので、スマホカメラで撮影した画像について、より正確なボケを演出することが可能になるかもしれないわけですね。
それにしてもスマホは、カメラとして求められる機能について、様々な工夫をしてどんどん搭載してくるものですよね。カメラのほうも複数の画像の合成やら、瞳認識などスマホがお得意の分野を取り入れていっています。このような状況では廉価なコンデジが売れなくなるというのは理解できる状況ですよね。
スマホは今後も様々な手法で一眼レフやミラーレスのような大きなセンサーサイズを搭載したカメラに匹敵するようなカメラを搭載するようになるのかもしれませんね。
(記事元)https://japanese.engadget.com/iphone13-quadcamera-053051670.html
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