・RX100 VIIに似ている
・EOS RPのようにカメラ側面に取り付けられた完全に関節式の背面液晶
・RX100より大きなグリップ
・とても大きな録画開始ボタン
・内蔵NDフィルター
・24-70mm f/1.8-2.8
・瞳AFを含むすべてのオートフォーカス機能
・ワンタッチボケ機能
・自動物体探知
・5月26日発表(記事を一部引用して意訳しています)
ZV1の画像が流出?
SonyAlphaRumorsがソニーの新しいコンデジについて報告しています。アイキャッチ画像はRX100 VIIです。
記事によれば、ソニーの新しいビデオプロガー向けのカメラであるZV1の画像が流出したとしています。それが上記の引用画像です。この画像は2枚あります。もう1枚をご覧になるには記事元リンクからご覧ください。
そして新たにわかったこととしてNDフィルターが内蔵されているようです。さすがビデオブロガー用ですね。恐らく内蔵式で取り外しできないと思いますので、可変式のNDフィルターだと思われますね。
そして形をみると確かにRX100シリーズに似たような印象がありますが、側面をみると背面が直線ではなく丸みを帯びている印象があります。そしてカメラ上部には一眼レフのような軍艦部みたいなものがありますが、これは外部マイクなのですかね?よりよくステレオ音声を拾えるように外部に飛び出したマイクのように見えます。そして右側にはバリアングル式と思われる背面液晶があり、すべての液晶が完全に前面側から見えるようになっているようです。自撮りをしている時は自分自身を確認したいので、バリアングルは便利ですよね?
NDフィルターが搭載される理由
ミラーレスで電子シャッターを利用したことがある人は、炎天下で絞り開放で撮影するとシャッター速度が1/20000などになってしまったことを経験したことがある人もいると思います。実は昼間の明るい場所で開放絞り、低ISOで撮影すると明るすぎてシャッタースピードが極端に速い物になってしまいます。
ですが動画撮影においては基本的に、撮影時のシャッター速度はフレームレートの約2倍というのがお約束になっています。30pなら1/60秒、60pなら1/125秒という感じで、シャッター速度はかなり長めですよね。これ以上の数値にしてしまうと、微妙な被写体ブレ感がなくなってパラパラ漫画をみているような動画になってしまいます。
なので、このシャッター速度に固定しようとして撮影すると、明るい場所では最も低いISOに設定してもまかないきれず、白飛びした動画になってしまいます。じゃあ、絞りを絞れば?ということになると思うのですが、そうすると折角、センサーサイズの大きな一眼レフで撮影するメリットの一つであるボケが期待できなくなってしまうということになりかねません。
シャッター速度は固定、絞りは開放にしたい、ISOは最低ISOにしているけどまだ明るすぎる・・というわけで、じゃ減光フィルターをつけましょうということでNDフィルターを利用します。絞りとは別にNDフィルター(減光フィルター)が搭載されているコンデジっていうのは珍しいですが、ビデオ撮影用なら必須というのは理解できますね。それだけビデオ撮影に力を入れているカメラということが言えそうです。
気になるのはセンサーサイズですが、減光フィルターが必要ということはボケが期待できるので、大きなセンサーを採用しているのかな?と期待してしまいますよね。そして、噂される機能にあるワンタッチボケ機能というのもなんとなくわかってきました。恐らく、絞りを開放絞りにして、可変NDフィルターによって光量を調整し、どのような状況でも最大の背景ボケを得られる状態で撮影できるような機能なのかな?と思います。ボケボタンがあって、それを押すとボケモードになったり、設定が最大のボケを得られるように自動的に変更されるのではないのかな?と想像します。
ソニーは業務用の放送機器も販売していますし、カメラに放送機器レベルの動画技術を取り入れるようになったら本当にすごいことになりそうですよね。
(記事元)https://www.sonyalpharumors.com/leaked-first-image-of-the-new-sony-zv1-has-integrated-nd-filter/
[template id=”4241″]
コメント