今回の認証はロシアの認証機関へ登録されたもので、モデルナンバーN1933というカメラとともに、なぜかNikon Z 6の名前が記述されているということで、この記事のほか、他の海外のサイトでも「何これ?」という状態になってしまっているようです。そして、このサイトでは「Nikon Z 6 Mark IIなの?」と考えているということですね。
どのようなカメラなのか?
まずNikon Z 6とNikon Z 7のコードネームはどのようなコードネームでしょうか?ニコンのサイトからNikon Z 6の説明書をダウンロードすると、説明書の最初の方にコードネームが記述されています。それによると、Nikon Z 7はN1710で、Nikon Z 6はN1711となっています。
ということは、この認証情報に記載されているN1933はNikon Z 6やNikon Z 7とは異なるカメラであることがわかります。通常、認証機関に登録されたカメラは登録されてから概ね3ヶ月から4ヶ月後に新製品として発売されることが多いですので、たぶんN1933という新しいカメラが3~4ヶ月後に発売されるのだろうということがわかります。発表は発売より前ですので、数ヶ月後にも新しいカメラが発表されてもおかしくありません。
まず一つはNikon Z 6 Mark IIが発売される可能性は、確かに少しだけあると思います。実際に名前が記述されていますし、そう解釈することもできると思いますが、実際には可能性が低いと思いますね。
もう一つの可能性はNikon Z 6の部品が新しくなるということです。もしNikon Z 6 Mark IIが登録されるのならば、それこそ別のコードネームで登録すればいいわけですし、わざわざZ 6と記述する必要はありません。また旧Z 6と区別がつかないので、仮に本当のカメラ名を登録するとしてもZ 6 M2などのように別の名前にしておく必要があるはずです。
ということは、恐らくこれは現在のNikon Z 6の無線に関する部品が新しいものに置き換わるため、仕方がなくもういちどNikon Z 6の認証をしてもらうために登録したという可能性が高いのではないのかな?と思いますね。もちろん完全に想像ですが、ひょっとしたら新型コロナウィルスの影響で、既存の部品のメーカと異なるメーカから部品を調達する必要があり、それによって再認証をしてもらう必要があった可能性も考えられそうです。
というわけでNikon Z 6 Mark IIを期待していた人にはちょっと残念だったかもしれません。ですが、一つだけいいお知らせがあります。それはNikon Z 6に搭載される無線部品を搭載したN1933が発売されるということです。Z 6と同じ部品を使うということになりますので、Z 6のようなミラーレス機に搭載される可能性が高いと考えられますよね。そうすると噂されているNikon Z 8、Nikon Z 30という可能性もありますし、そしてN1933が実はNikon Z 6 Mark IIという可能性だって考えられます。
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見やすい読みやすいわかりやすい素晴らしいサイトですね
写真がcanonなのはなぜ?