入手している最近の噂をもとに、2020年にやってくる可能性のあるソニーのカメラのリストを作成した。キヤノンはとてもアグレッシブになっていて、EOS R5の開発発表で、ソニーへの巨大なプレッシャーを作り出している。
いまがソニーの逆襲の時で、キヤノンの最新のEOS R5とEOS R6の発表に対抗するために、ソニーが今年どの製品を発表するかみてみよう。
1. Sony A7S III
α7S IIIの発表は遅れている。最近の噂では、このカメラにソニーが最近開発したIMX 521 CQRを採用するだろうということが示唆されている。IMX 521 CQRセンサーはスクエアピクセル配列アーキテクチャを採用している。スクエアピクセル配列の助けを借りて、カメラは最大1536万画素の高感度の画像を、とても低いノイズで取得できる。ノーマルモードで使用すると、センサーの画素が分割され6144万画素のクアッドベイヤーセンサーになる。
Sony α7S IIIの仕様
・1500万画素
・50-128000
・5段分のボディ内手ぶれ補正
・10コマ/秒 AF/AE追従
・567+425 AFポイント
・4k 24fps,30, 60fps [4.8kからのダウンサンプリング]
・HLG S-log2, S-log3
・デュアル UHS-II カードスロット
・576万画素 120fpsリフレッシュレートのEVFすべて順調に進んだ場合、カメラは2020年の第4四半期か第3四半期にやってくると言われている。
2. Sony α7 IV
α7 IVが今年にやってくると噂されている。入手した噂によると、カメラの初期のプロトタイプ機がすでにテストされている。少し前に我々はこのカメラの主要スペックに関する記事も公開している。
Sony α7IVの噂されている仕様
・2400万画素
・可変光学ローパスフィルター
・5段分のボディ内手ぶれ補正
・10コマ/秒 AF/AE追従
・標準ISO感度 100-51200
・693 + 425 AFポイント
・ピクセルシフト撮影
・4k 24fps,30fps [6kからのダウンサンプリング]
・HLG S-log2, S-log3
・デュアルUHS-IIカードスロット
・576万画素 120fpsリフレッシュレートのEVF3. Sony α7R V
α7R IVの発売から1年が経過しただけなので、α7R Vについて話すのは早すぎるかもしれない。しかし、最近、ネットに浮上した噂によれば、EOS R5が登場したことで、ソニーはビデオの主要スペックを拡張したα7R Vの開発速度を加速した。カメラは2020年末か2021年のとても早い時期にやってくると予想されている。
4. Sony α7000 / α6700
最新のIMX671AQRセンサーを搭載したα7000またはα6700も、2020年末にやってくると噂されている。センサーは4300万画素で8k 12bitビデオ録画が可能だ。それだけでなく、新しく開発された積層DRAMセンサーで、最高16ビットの静止画撮影できる。
Sony α7000の噂される仕様
・4300万画素
・Bionz Xイメージプロセッサ
・8K動画
・ISO 100-51200 [標準]
・5段分のボディ内手ぶれ補正これが我々が初めて得たα7000の仕様だ。いくつかの他の初期のプロトタイプ機が研究室に存在していて、最新の情報を手に入れたら情報を更新したい。カメラは2020年の8月~9月の到着が予想されている。
(記事を一部引用して意訳しています)
ソニーから新製品続々
NewCameraが今年に発売される可能性のあるソニーの新製品について報告しています。
記事によればソニーは今年の年末から来年の初旬にかけて、本当に様々なミラーレスカメラを投入してくる可能性があるようですね。まとめるとこんな感じです。
・α7S III
・α7 IV
・α7R V
・α7000/α6700
はっきり言うと、フルサイズミラーレスのすべてが更新され、APS-Cのフラッグシップの新製品も発売されることになるわけですね。怒濤の発表という感じです。
それぞれについてですが、α7S IIIについてはクアッドベイヤーセンサーを採用していて、高感度と高画素の両方に対応したタイプのカメラになる可能性があるようです。これは、隣り合う4つの画素を一つの画素として扱うことで、センサーの画素面積を見かけ上4倍にすることができるというもので、こうすることにより高感度での撮影が可能になるようですね。そして通常モードでは、それぞれ別々の画素として利用できるので低画素モードの4倍の画素で撮影できるということのようです。
α7R VについてはEOS R5の対抗上、8k動画録画機能が搭載されるとしています。α7 IVについても、まだ具体的な何かは明らかになっていないのですが、何かしら革新的な機能が搭載されるのではないか?と言われていて期待が持たれています。
寝た子を起こした?
ソニーがフルサイズミラーレスを発売してから、ほとんどフルサイズに注力していて、その間にレンズラインナップの拡充にも成功し、いまではトップシェアを得られるようになるまで成長しています。
その間、APS-Cミラーレスの新製品を投入することなく来ましたが、その間にキヤノンや富士フイルムがAPS-Cミラーレスの機能を向上させてきたため、ソニーも対抗してα6600などの最新機能を搭載したAPS-Cミラーレスを投入しています。
そんなことをしている間に、キヤノンやニコンがフルサイズミラーレスを発売し、そこそこ成功し始めているような状態になりました。ソニーとしては、黙ってみているわけにはいきませんから、ニコンやキヤノンの新製品を見て、対抗して新しいカメラを開発しているはずで、その製品がいよいよ発表されようとしているという状態になっていると思われますね。
そう考えると、しっかりとしたライバルがいるなかでの初めて開発した新製品ということも言えると思いますので、新しい機能や革新的な機能が搭載されることを期待してしまいますよね。たぶんソニーはライバルがでてくるまで、考えていた新しい機能を新製品に搭載せずに温存しているはずです。
キヤノンもEOS R5で本気を出している状況です。ニコンも指をくわえているわけにもいきませんから、新しい新製品を検討していると思います。廉価なZシリーズや値下がりしたZ 6を販売し続けてシェアを伸ばしていって欲しいと思いますね。
(記事元)http://thenewcamera.com/sony-upcoming-cameras-of-2020/
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コメント
コメント一覧 (2件)
α7S IIIについての内容は以前に言われていた低画素モードのことかと思います。
キヤノン、ニコンにあってソニーに搭載されていないMーRAW,SーRAWを出来るようにする
ということだと思います。
MーRAW,SーRAWは画素混合ですから同じ機能と思います。
ファームウェアの改良で対応するのでしょう。
現行のα7RⅣのファームアップで6100/4万画素の高感度撮影ができるようになると予想してます。