(記事元)https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2018-129195/FD6BC5D5CAD6D7E54DC4113D7395E8CAA9A54C27E4EDED585AB07716BFD4432C/10/ja
キヤノンがレンズ交換時にレンズを落としてしまう特許を出願
キヤノンがレンズ交換時に、レンズや本体を落としてしまうことを防止する特許を出願しています。
レンズ交換式カメラの最大のメリットの一つは、やはりレンズを交換できることにあると思います。レンズ交換をするシチュエーションには様々あると思いますが、室内の安全な場所でゆっくりと交換できるという状況だけでなく、屋外ですぐにレンズを交換したいという状況になることも多々ありますよね。そうするとカメラを首に掛けたままレンズを交換したり、ベンチなどがありそこに本体を置いて交換するとしても急ぐあまりにカメラやレンズを落下させてしまうようなことがありがちです。そういう危ない経験をした人も多いのではないでしょうか?
また望遠レンズ利用時には、望遠レンズを三脚に取り付けていて、レンズに本体がぶら下がるような形になっているので、望遠レンズを装着したまま本体をはずそうと焦ってしまい、本体を落下させない状況になってしまった人も結構いるのではないのかな?と思います。
そんな残念な状況を防止する特許をキヤノンが出願したようです。どのようにしているのでしょうか?
一時的にレンズと本体を固定
当サイトによる特許の解釈になりますが、特許によれば、レンズ交換のあいだ一時的にレンズと本体を仮固定するようなシステムをレンズと本体に実装することで実現しているようです。
具体的にどうするかというと、電磁石を利用してレンズマウントとカメラを一時的に固定するシステムのようです。つまりレンズを交換しようとするとき、電磁石を作動させ、一時的にレンズとカメラを電磁石によって固定することでレンズや本体の落下をできるだけ防ごうという特許のようですね。
確かに磁石の場合、いちどくっつくと無理矢理はがすのは難しいことがありますが、それでも横にずらすというようなことが簡単にできる場合があります。そう考えると、本体からレンズの脱落を防止しつつも、レンズを外すために回転させるようなことは可能なのかな?と思いますね。
というわけで、特許の内容を読むとたいしたことない特許だと思うかもしれませんが、意外とああなるほどなという目から鱗が落ちるような特許内容で、こういうアイデアを出せる人ってすごいなと思います。
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