以前に噂されているスペックについて記事を公開したが、その後、他のすべての噂に関するサイトが同じ内容を公開した。最近、Canon T8i/Canon 850Dの発表に関するさらなる噂がネット上に浮上している。最近の噂を元にすると、カメラは2400万画素センサー、DIGIC8イメージプロセッサ、アンクロップ4kビデオ録画があるようだ。
・2400万画素 APS-C CMOS センサー
・第3世代デュアルピクセルAFテクノロジー/瞳AFサポート
・AFポイント45点 (45点クロスタイプ)
・像面位相差フォーカスポイント約3975点
・DIGIC 8
・UHD 4K30p, 24p
・3.0インチバリアングルタッチ式背面液晶
・2020年7月までに発表
・キットレンズで約899ドル噂されているスペックが正確である場合、Youtubeや写真家に非常に人気のあるカメラになるだろう。
(記事を一部意訳しています)
Canon Kiss X10iの仕様が一部明らかに?
記事ではT8i、850Dとありますが、それは海外名で、日本名ではEOS Kiss X10iになると思われるカメラの仕様が一部流出しているようです。記事によれば、2400万画素センサーを搭載し、瞳AFにも対応、デュアルピクセルオートフォーカスを採用し、アンクロップ4k動画も撮影できるということで、基本的な機能をしっかり作ってきているので、写真家にも動画撮影の人にも人気が出るかもしれないとしていますね。
動画にも優れたカメラ?
海外では一般的に静止画と動画の両方に向いているカメラをハイブリッドカメラと呼んでいます。その条件として、像面位相差センサーを搭載していること、バリアングル液晶が搭載されていることです。カメラは動画を撮影しているときはミラーレスと同じになります。なので像面位相差センサーがないと、フォーカスが迷うことがあるコントラストAFになってしまうので、あまりよくありません。そのため像面位相差センサーの搭載がハイブリッドカメラの条件の一つです。
さらに、撮影時には様々な角度で動画を確認する必要があるので、バリアングル液晶があることも条件とされています。例えばYoutuberが自分を撮影するのに利用する場合、完全に反転させて横から見られると撮影に便利ですよね。そのようなことがチルトでは難しい(カメラの下に折り返されるだけ)ので、バリアングル液晶であることもハイブリッドな条件になっているようです。
そして最近ではノンクロップ4kであることも条件になりつつあるようですね。以前の4k動画はセンサーの中央部分のみを切り取って4k動画としていました。これですと、フルサイズセンサーとAPS-Cセンサーのサイズの違いのように、同じレンズを利用していても中央部分がクロップされてしまうので画角が変わってしまうという問題が発生してしまいます。そのためすでに所有しているレンズをそのままの画角で利用できないので問題になる可能性があり、センサーの全画素から4kビデオを録画するノンクロップが望まれていました。最近のカメラはほとんどノンクロップ4kに対応してきていますね。
そのため、これらの機能をすべて満たしている最新のKiss X10iは非常に売れるカメラになるかもしれないということですね。というか、たぶん売れるでしょう。間違いなく、
KissシリーズはニコンのD5x00シリーズはかなり張り合っている存在ですが、D5x00シリーズのほうが後塵を拝するような状態になっています。たぶん、そのほとんどの理由が像面位相差がないからだと思うのですよね。ライブビューで高速なAFがあるのは嬉しいと思います。D5500あたりからニコンのコントラストAFも、標準レンズのAFの速さと相まってかなり良くはなっているのですが、スペック的には見劣りしてしまいます。画質的には像面位相差はよくないと言われていますが、エントリークラスぐらいは像面位相差センサーを搭載した一眼レフがあってもいいのかな?と思いますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)http://thenewcamera.com/canon-850d-t8i-rumored-specification-coming-on-q1q2-of-2020/
コメント
コメント一覧 (1件)
X10が出ているのでX10iが出ても不思議ではありませんが9000Dの後継機は
どうするのでしょう。
出すとしたら型番がどうなるのか気になります。
NikonD5x00シリーズの新型はZ50のセンサーを搭載すれば良いと思いますが
如何でしょう。
NikonD3x00シリーズはキヤノンと張り合うならばバリアングルモニターは
欲しいところですね。
そこにZ50のセンサーを搭載し小型、軽量化すればX10の対抗機になりそうです。