今週(明日?)発表されると噂されているNikon Z6/Z7のファームウェアアップデートの緊急更新。ファームウェアアップデートでCFExpress対応があるが、しかし選択されたCFExpressカードだけになるようだ(例えばソニーだけと言うような)。次のファームウェアの発表で追加のCFExpressブランドに対応するとみられる。
(記事を一部意訳しています)
限られたCFExpressだけに対応?
ニコンが今週にもNikon Z 6/Z 7の新ファームウェアを公開すると言われています。その中にはAF機能の向上と、動画のフォーマットであるProRes RAWに対応するとみられていました。前回の噂ではCFExpress対応が含まれるかどうかは不明とされていましたが、今回のファームウェアのアップデートて、限られたカードだけが対応になるようです。
今のところ発売が予定されているのはソニー、レキサー、サンディスクだけだと思うのですが、そうなると例えばソニーだけ対応ということがあり得るのかもしれませんね。
CFExpressはXQDと端子やサイズ的に互換性があるわけですが、もともとの部品はXQD用に作られているので、ファームウェアで対応というのも限界があるのかもしれませんね。もしくはメモリメーカ側がまだサンプルの提供ができない状況なので、カメラメーカ側もテストができないのでテスト済みのメモリメーカのみを対象とするといったことも考えられそうです。
メモリカードの歴史
いまのほとんどのカメラはSDメモリカードが利用されています。スマホでもMicroSDが利用されていますね。ただ、このSDメモリカードはデータの転送速度が遅かったので、かつては高画素のカメラや連写性能の高いカメラには転送速度が速いコンパクトフラッシュが利用されていました。
ですが、最近ではそれでもデータの転送速度が足りないということで、コンパクトフラッシュの後継としてCFastという規格とNikon Z 6/Z 7でも採用されているXQDという規格に分裂して発展しています。ですが、それでは異なる2種類の規格があって面倒になるということで策定されたのがCFExpressという新しい規格ですね。
ですがSDメモリもSD Expressという新しい規格を発表していて、かなり転送速度を上げたメモリを開発しています。ですが、SD Expressは一般のメモリ用途でCFExpressはカメラに焦点が当てられた規格ですので、たぶんプロ向けにはCFExpressが、一般ユーザ用にはSD Expressが採用されるのではないのかな?と思いますね。
というわけでZ 6/Z 7ユーザでCFExpress対応を待っていた人には、今回のファームウェアは待ち遠しくなりそうですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
コメント