Focal length: 18.51mm
F no: 1.24
ω : 49.45
Image height: 21.64mm
Lens length: 129.00mm
Back focus: 16.40mmFocal length: 24.59mm
F no: 1.24
ω : 41.35
Image height: 21.64mm
Lens length: 129.01mm
Back focus: 13.57mmFocal length: 18.50mm
F no: 1.03
ω : 49.47
Image height: 21.64mm
Lens length: 150.00mm
Back focus: 4.99mm(記事を一部引用しています)
キヤノンが超大口径広角レンズの特許を出願
キヤノンが超大口径広角レンズの特許を出願していたことがわかりました。具体的な日本の特許出願としてはこちらになります。
まずこの特許内容についてですが、像高(image height)が21.64mmですので、フルサイズセンサーの像高と一致します。なのでフルサイズセンサーであることは確定です。そして、バックフォーカスが16.40mm、13.57mm、4.99mmとRFマウントのフランジバックである20mm前後であることから、このレンズは確かにミラーレス用のレンズと考えることができそうですね。なので、それらの両方から、このレンズはフルサイズミラーレス用のレンズと考えることができると思います。
そう考えると、これらのレンズは上から順番に、18mm f/1.2、24mm f/1.2、18mm f/1.0というレンズになる可能性が高そうです。どれもf/1.2未満のレンズの広角レンズのため、超大口径広角単焦点レンズである可能性が高いと考えられそうですね。
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Noctに対抗しうるレンズ?
広角レンズでこれほど明るいレンズというのは、実際にあまりみたことがありません。f/1.4とかはあったと思いますが、f/1.2やf/1.0になるともう思い出せないレベルですね。
このような大口径広角レンズのメリットとしては、やはり広角レンズでもボケが実現できるということではないのかな?と思います。ボケを表現するためには、様々な条件があります。ボケやすい条件として、できるだけ明るいレンズを利用すること、焦点距離が長いレンズを利用すること、背景ボケの場合は被写体と背景との距離を長くすることです。そのため例えばキットレンズの標準ズームでボケを得たい場合には、開放絞りで撮影する、望遠端で撮影する、被写体と背景の距離ができるだけ遠い構図で撮影するといったことをすると、ボケが得やすくなります。
そこで例えば18mm f/1.0という大口径レンズを利用すれば、焦点距離の短い広角レンズながらも、大きいボケを実現できるということで、これまででは得られない作風みたいなものが実現できるということになるのだと思います。広角特有の歪みを表現しつつ、さらにボケがあるということで、今までに見たことのない写真になる可能性もありそうですね。
大口径レンズといえばニコンはNoctで58mm f/0.95というレンズを発売しているわけですが、これまでのフルサイズ一眼レフでは実現不可能だった、大口径レンズというのがフルサイズミラーレスではフューチャーされていくのかもしれませんね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://www.canonwatch.com/canon-patent-for-superfast-prime-lenses-for-the-eos-r-system/
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