最近ローンチしたミラーレスカメラのZ50で、2019年10月、彼らのカメラポジショニングマップを更新した。
いま10台のレンズ交換式カメラが市場にあり、内訳はミラーレスカメラ3台と一眼レフ7台、またはフルサイズカメラ5台とAPS-Cカメラ5台となっている。
下記のリストで注目して驚くことは、ニコンは彼らの製品を内部的にどうみているかだ。
例えば、D500は”ハイアマチュア”クラスだけにある。恐らくほんどのユーザがプロフェッショナル級のカメラだと考えているにも関わらずだ。
これは恐らく、フルサイズセンサーでなくAPS-Cセンサーを搭載しているからだろう。それがニコンが考える製品の最低条件と考えているからだと思われる。リストの最初の5つのカメラはフルサイズセンサーのカメラになっている。
そしてまた驚くことに、Z50は性能的に近く、およそ半分の価格で手に入るD5600ではなく、D7500の隣に位置している。
■ プロフェッショナルフルサイズカメラ
・Nikon Z7
・Nikon D850
・Nikon D5■ ハイアマチュアフルサイズカメラ
・Nikon D750
・Nikon Z6■ ハイアマチュアカメラ
・Z50
・D7500
・D500■ アドバンストエントリーカメラ
・D5600■ エントリーカメラ
・D3500(記事を一部意訳しています)
ニコンがカメラのポジショニングマップを公開
ニコンが発売するカメラのポジショニングマップが公開されました。ニコンが提示する資料によれば、Z7やD850、D5がプロ向けという位置づけのようです。そしてハイアマチュアモデルはD750、Z6、Z50、D7500、D500ということになっています。これらは、どちらもハイアマチュアモデルと位置づけされていますが、フルサイズとAPS-Cが混在している格好になっています。そして、その後にエントリークラスであるD5600とD3500があるというようなポジショニングになっていますね。
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Z50はハイアマクラスかエントリークラスか問題
記事にもありますが、一部の機能を除いて性能的にZ50はD5600に近いカメラだと思われているようですが、それがD7500と同等のカメラと位置づけられていることに疑問を感じているようですね。確かに連写性能や画素数はD7500に近いですがバッテリーの容量やボディ内手振れ補正をないことから考えると、他社のメーカが発売するミラーレスカメラと比較してD5600に近いカメラと考えるのは当然のことのように思えますね。
ですが、発表前の過去に流出していた噂ではZ50はD7500の同等という内容がありましたが、流出した仕様を見る限りどうみてもD5600に近いですし、Z50という名称からも5という数字が入るのでD5600の後継の可能性が高いと考えていました。
そんな流れがあったわけですが、いちおう、ユーザがどう考えようがニコンの設定がすべてということで、Z50はハイアマチュア向けのAPS-Cミラーレスというモデルということで解決したことになります。
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さらに安価なAPS-Cミラーレス発売の可能性高まる?
個人的には若干、納得いかない部分もありますが、逆に言うとアドバンストエントリークラスと、エントリークラスにおいてAPS-Cミラーレスが発売される可能性を示唆していることになります。ニコンは幅広いユーザを獲得してユーザのすそのを拡大したいということを述べていますので、すそのを広げるためにはD5600とD3500の後継機種としてミラーレスカメラを発売する必要があると思われます。
ということはZ50よりも安価なカメラが発売される可能性があるということになると考えられますので、現在はよりグレードの高いカメラに注力しているかもしれませんが、近い将来にZ50より安価なAPS-Cミラーレスが発売される可能性もあるのかな?と思いますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://www.photographyblog.com/news/nikon_camera_range_positioning_2019
コメント
コメント一覧 (1件)
Z30とでも呼べば良いのでしょうか?恐らくファインダーの無いZ-DX機は早々に出すと思いますね。
キヤノンのM100クラスに当ててくるんじゃないかと予想されます。